※開催中止※ 3/8(日)に「綱島桃まつり」と桃の史跡をめぐるウォーキングツアー | 横浜日吉新聞

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綱島の歴史と祭りを同時に楽しむウォーキングツアーが企画されました。

3月8日(日)午前に開かれるウォーキングツアー「綱島桃まつりと文化遺産の再発見」の案内チラシ(港北ボランティアガイドの案内ページより)

港北ボランティアガイドと港北区役所は、来月(2020年)3月8日(日)に同日開催の「綱島桃まつり」と、桃に関する周辺スポットを歩いて散策する「綱島桃まつりと文化遺産の再発見」を開きます。(※)当企画については「新型コロナウイルス」への感染拡大を防止するため、「綱島桃まつり」とともに中止が決まりました(2月25日決定)

今から120年ほど前の明治30年ごろが起源とされる綱島の桃栽培。その歴史を広く伝えるため、これまで四半世紀近くにわたって開かれてきた「綱島桃まつり」の会場となる綱島市民の森(綱島台)を訪問するだけでなく、綱島の桃に関する周辺史跡を中心に歩く形となっているのが特徴です。

当日は9時30分ごろに綱島駅で集合し、かつて桃の栽培が行われていた新綱島駅(仮称)の工事現場付近を見学。度重なる洪水で桃農家に大きな影響を与えた続けた鶴見川と大綱橋を見た後は、綱島伝統の品種「日月桃(じつげつとう)」の石碑が置かれた桃農家・池谷(いけのや)家へ移動。

綱島に春の訪れを告げる「綱島桃まつり」は今年で24回目(写真は2019年開催時)

綱島の桃の“総本山”といえる地を見学ののち、諏訪神社と長福寺に立ち寄り、綱島公園へ移動。池谷家と同様に綱島の旧家で、130年ほど前に建てられた飯田家住宅に今も残る横浜市指定有形文化財の長屋門を見学後、綱島桃まつり会場へ向かいます。

現在は目に見える桃の史跡が少なくなっているだけに、歴史に詳しいガイドとめぐることで、新たな発見があるかもしれません。

参加費は300円、今月2月27日(木)までに同ガイド公式サイトのフォームなどから事前申し込みが必要です。定員は50人で応募者多数の場合は抽選。なお、「綱島桃まつり」が雨天で順延となる場合は、同ツアーも翌週の3月15日(日)に開催となります。

【関連記事】

綱島の伝統をつむぐ貴重なイベント、2019年「綱島桃まつり」は3/10(日)に(2019年3月5日、昨年の記事)

【参考リンク】

企画ツアー「綱島桃まつりと文化遺産の再発見」(3月8日(日))参加者募集中(港北ボランティアガイド、詳細と申し込み)

港北ボランティアガイドツアー「綱島桃まつりと文化遺産の再発見」(港北区役所)


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