日吉の「松屋」で密かに始まっていた“実験メニュー”、SNS発の挑戦

横浜日吉新聞

普通部通りのティーエムビル1階にある「松屋日吉店」は24時間営業

松屋でバターチキンカレー?――。日吉駅前の普通部通りにある全国系牛丼チェーン「松屋日吉店」(日吉本町1)で今週(2019年)7月16日(火)の午後から、ひっそりと同店のメニューに加えられた「ごろごろチキンのバターチキンカレー」(税込650円~)は、全国に950以上ある同チェーン店内でわずか69店しか取り扱っていない実験メニューだといいます。

公式サイトには一切情報を載せず、SNSの「Twitter(ツイッター)」上だけで販売直前に告知された同商品。松屋ファンのTwitter利用者の間では話題となっていますが、表立ってのPRが行われていないこともあり、現時点ではかなりマイナーな一品です。

日吉店で販売している「ごろごろチキンのバターチキンカレー」(並盛650円)、松屋なのでみそ汁も付いてくる

その、ごろごろチキンのバターチキンカレーは、松屋が運営するカレー専門店「マイカリー食堂」のメニューをアレンジして“松屋流”にしたものだといい、バターチキンカレーに8~9個の鶏肉を入れてボリューム感を出し、にんにく風味を醸し出しているのが特徴。専門店の味に近いものの、ほとんど辛さを感じさせないあたりが松屋ならではといえそうです。

運営会社の松屋フーズホールディングス(東京都武蔵野市)によると、同メニューは日吉店を含めた69店のみで一定期間の販売を行う計画で、もし、Twitter上での反応が良い場合は全店で展開するといい、いずれの販売期間も利用者の反応次第で決めていくとのことです。

また、実験店は同社内で独自に全国を70に分けたエリア内から主要駅に近い店舗を選んだといい、Twitter上の反応によって、新商品のレギュラーメニュー化を決める取り組みは初めてだといいます。

日吉店店内に1枚だけPR用ポスターが貼られていた(7月17日)

今回、実験店として選ばれた日吉店では、昼間は慶應義塾大学などの学生をはじめ、大手ゲーム会社であるコーエーテクモゲームスの若手社員らの利用も目立つ店舗となっており、比較的若いとされるTwitterの利用者層とも重なります。

ただ、同店で見る限り、ごろごろチキンのバターチキンカレーは、季節限定商品の「うな丼」や「味玉カレー」などの新商品に隠れ、今はTwitterで知って食べに来た利用者以外は、広く知られていない様子

この先、松屋の全958店で展開される“出世商品”となれるのか、それとも、いつの間にか消えている“幻メニュー”となってしまうのか――。実験店が少ないだけに、日吉店の評判は存廃判断に影響を与えそうです。

【参考リンク】

松屋の公式Twitter(ここでのみ告知)

「松屋 日吉店」の案内ページ


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