下田町交差点近くに100室の「介護付有料老人ホーム」、2019年4月にマンション跡で | 横浜日吉新聞

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下田町6丁目の下田町交差点近くで、100室の「介護付有料老人ホーム」の建築が計画されています。今年(2018年)の春頃まで築40年超のマンションを取り壊し、来年(2019年)3月にもオープンする予定です。

マンション「三越不動産日吉丘」の解体作業が進んでおり、7月から介護付有料老人ホームの建築に着工する

場所は下田交差点から蟹ヶ谷方面へのバス通り(子母口綱島線)から50メートルほど高田町側に入った約2981平方メートルの敷地。1971(昭和46)年に三越不動産(現三越伊勢丹不動産)が建築した4階建てのマンション「三越不動産日吉丘」が建っていましたが、先月(4月)から解体工事が行われています。

現地に掲出された建築看板(標識)によると、同地に地上3階建て100室の建物を建て、来年3月から有料老人ホームとしてオープンさせる予定です。建築主は同町内に住む個人で、工事が大和ハウス工業横浜支社。7月に着工し、来年1月末の完成予定となっています。

同地周辺は下田町のなかでは現在も畑が多く残るエリアで、隣接する高田町も含め、緑の多い環境。近くには低層のマンション「ルピナス日吉ピュアハウス」が位置しているほかは、一戸建てが中心の住宅街となっています。

メディカルケアシステムの介護付有料老人ホーム「シニアフォレスト」は横浜市内の戸塚区や金沢区に施設を展開している(公式ページより)

横浜市への届出によると、認知症高齢者のグループホーム「ちいさな手」などを運営する株式会社メディカルケアシステム(西区みなとみらい)が「介護付有料老人ホームシニアフォレスト横浜港北」を同地に開設する計画です。

介護付有料老人ホームは、65歳以上を対象に都道府県などから介護保険の給付対象指定を受けて主に民間事業者が運営を行う施設で、職員が常駐し、入居者に対して介護や生活面での支援を行うのが特徴。周辺では箕輪町3丁目の「カーサプラチナ日吉」(58室)など港北区内に10施設が置かれています。

【参考リンク】

下田町6丁目の「介護付有料老人ホーム」建築場所(旧三越不動産日吉丘、グーグルマップ)


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