高田西に「不二家ファミレス」の原点店舗、スイーツ好きと子連れに最適化

横浜日吉新聞
日吉・綱島・高田のグルメレポート

日吉・綱島・高田のグルメレポート【グルメレポート第11回:2017年2月20日「高田エリア編2」】高田駅前を走る日吉元石川線(荏田=えだ=綱島線)を都筑方面へ少し走ると左手に見えてくる少し色あせた赤いファミリーレストラン。洋菓子で知られる不二家が展開するこの“ファミレス”は、高田エリアの貴重な店であるとともに、洋菓子メーカーならではのメニュー構成が特徴的で、甘いものが好きな層と子どもに喜ばれることは間違いありません。

100年以上前に横浜・元町で洋菓子店として創業した不二家。マスコットキャラクターの「ペコちゃん」が描かれたキャンディー「ミルキー」をはじめ、店頭で販売されているケーキなどの洋菓子類を含め、一度は何らかの形で不二家の製品に触れたことがあるのではないでしょうか。

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不二家の郊外型ファミリーレストランは、1978(昭和53)年から展開している(不二家フードサービスのサイト

そんな同社が郊外のレストラン事業に乗り出したのが1978(昭和53)年、会社名も不二家ロードサイドレストラン(現不二家フードサービス)という名でした。ちょうどファミリーレストランという言葉が定着し始めた頃。駅に近い場所ではなく、幹線道路沿いに駐車場と店舗を設け、車で訪れて食事を楽しむというスタイルの店を志向しました。

一時期は日吉7丁目に日吉宮前店(現「ココス日吉店」の場所、2001年ごろ閉店)をオープンするなど、首都圏を中心とした多くのロードサイドに出店したものの、現在は57店舗にとどまっています。特に2007年に不二家本体で期限切れ原材料使用したという問題が発覚して以降、経営悪化もあって店の数が減りました。

不二家がファミリーレストランを始めた年にオープンした「不二家レストラン高田町店」

不二家がファミリーレストランを始めた年にオープンした「不二家レストラン高田町店」

その不二家が郊外ファミレス事業を開始するとほぼ同時にオープンさせているのが「不二家レストラン高田町店」(高田西1)。いわば高田町店は“不二家ファミレス”の原型といえる存在で、今も元気に営業しています。全国系のファストフードやコーヒーチェーン店舗がほとんどない高田エリアでは、喫茶店としても貴重な存在です。

第三京浜道路の都筑インターチェンジに近く、幹線道路の日吉元石川線(荏田綱島線)沿いに位置する同店は、高田駅から徒歩10分ほどでアクセスすることが可能。2008年3月以降は地下鉄グリーンラインが開通して人口が増えていることも追い風になっているのかもしれません。

ただ、1978(昭和53)年10月31日のオープンから40年に近づいていることもあって、道路上に向けられた看板のペコちゃんマークが色あせていて見えづらいなど、若干の老朽化は目立ちます。

ケーキの大きなケースが入口に置かれているのは不二家ならでは

ケーキの大きなケースが入口に置かれているのは不二家ならでは

それでも、店舗内は不二家でおなじみのケーキケースが並び、高い天井には星空をイメージしたような電飾が施され、他のファミレスチェーンにはない個性を感じます。明るい店内の雰囲気は悪くありません

メニューは、不二家レストランの伝統的な「不二家ハンバーグステーキデミグラスソース」(税別950円、ライス別)や「ビクトリアハンバーグプレート」(同990円、ライス付き※パン粉を付けてフライにしたハンバーグ)などの洋食が中心ですが、「かき揚げうどんセット(ミニまぐろのたたき丼・香物付)」(同790円)などの和食も。

また、平日の15時までに限り5種類のランチ(同690円)レディースプレートランチ(同790円)といった手ごろな昼食メニューも提供されています。

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税込み2030円で60分間ケーキとパフェなどが食べ放題となるバイキングも

不二家のファミレスならではの特徴は、やはりケーキやパフェなどのメニューが多いこと。極め付きがケーキケースに並ぶケーキ全品とパフェ、あんみつなどが60分食べ放題となる「不二家スイーツバイキング」(ドリンクバー付き)で、価格は大人税別1880円、子どもが1380円。大人なら1人約2000円程度かかりますが、1つ300~400円台のケーキを2~3個と「ミルキーソフトパフェ」(同740円)を1つ食べて、ドリンクも飲めばお得かもしれません。

ここまで大量にスイーツは食べられない、という時にはドリンクバーとセットになった「ケーキ4個セット」(税別1380円)や「ケーキ2個セット」(同880円)といったメニューもあります。

子ども向けの「ペコちゃんランチ」(税別690円)などには「ミルキー」が付いてくる

子ども向けの「ペコちゃんランチ」(税別690円)などには「ミルキー」が付いてくる

また、小学6年生までが注文できるキッズメニューにある「ペコちゃんランチ」(税別690円)や「ペコちゃんボックス」(同590円)には、おまけに「ミルキー」かガチャが1回楽しめるコインが付いてきたり、「ペコちゃんミルキーパフェ」(同390円)にはペコちゃん柄のチョコレートも付いてきたり、子どもが楽しめるようになっているのも不二家ならでは。また、1歳未満の子どもには離乳食の無料サービスもあります。

ガストやサイゼリヤなどのファミレスと比べると、洋食類の価格帯は若干高めで“がっつり”食べたい時には若干の物足りなさはありますが、子どもやスイーツ好きな層に対しては非常に“甘い”不二家レストランドリンクバーの種類が他のチェーンよりもかなり多い点にも、ファミリー層を意識していることがうかがえます。

子どもと一緒の時や甘いものを食べたい時には、訪れて間違いないファミレスといえそうです。

不二家レストラン高田町店は、残念ながら2018年1月28日限りで閉店となります、詳細はこちらの記事をご覧ください)

【関連記事】

<グルメ>全国系にない個性店が目立つ高田駅、本場より安くて旨く感じた「鯛めし」店(2016年12月26日)

【参考リンク】

不二家レストラン高田町店の紹介

不二家レストラン高田町店(食べログ)

不二家レストランの紹介(不二家フードサービス)


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