横浜市内に「活断層はない」とされますが、熊本と同時期に小規模地震が発生

横浜日吉新聞
「横浜市域活断層基礎調査」調査結果報告より

「横浜市域活断層基礎調査」調査結果報告より

2016年4月14日(木)から16日(土)にかけて、熊本県から大分県にわたる地域で大地震が相次いで起きており、活断層の存在がクローズアップされていますが、現在のところ、横浜市内には「活断層は確認されていない」とされています。

横浜市が川崎市の協力を得て2013年に公開された「横浜市域活断層基礎調査」によると、両市まで伸びている可能性が考えられていた「立川断層」について、「活断層である立川断層は横浜市域に延びていないと判断されます」と結論付けています。

ただ、神奈川県内には「伊勢原断層」や「秦野断層」などの存在が知られており、関東平野にも複数の断層帯があるとされていますので、それらが活動した際には、大きな被害につながる可能性も考えられます。また、相模湾には1927(大正12)年に関東大震災地震を引き起こした「相模トラフ」があります。

今回の熊本・大分大地震との関連性はまったくわかりませんが、4月14日(木)20時58分ごろには、東京都23区の杉並区周辺が震源とみられるマグニチュード3.6の地震が起き、日付が変わった15日(金)0時26分には、駿河湾でマグニチュード4.8の地震が発生。同日の20時51分には相模湾を震源とするマグニチュード2.8の地震も起きました。

最初の地震では、横浜市が設置した駒林小学校(日吉本町2)の震度計で震度2、港北消防署綱島消防出張所(綱島西3)の震度計は震度1を記録。次の駿河湾の地震では、両地点で震度は観測されず、中原区小杉陣屋町の川崎市立西丸子小学校に置かれた気象庁の震度計で震度1となりました。20時51分の相模湾の地震は、震度2を磯子区で記録しています。

日吉や綱島でも、いつ大きな地震が起きてもおかしくはない、との認識で備えをしておいたほうがよさそうです。

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【参考リンク】

「横浜市域活断層基礎調査」調査結果報告(横浜市、立川断層は伸びていないとの結論)

神奈川県の活断層(神奈川県が地図で紹介)

関東平野の活断層と基礎知識PDF、東京都)

地震情報(各地の震度に関する情報)(気象庁)


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