11/14(土)に日吉の貴重な歴史的建物を一般公開、まち歩きツアーも | 横浜日吉新聞

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「港北オープンヘリテージ」のパンフレット(一部分)

「港北オープンヘリテイジ」のパンフレット(一部分)

港北区は歴史的な建物などを一般公開し、歴史まち歩きを行う「港北OPEN HERITAGE(オープンヘリテイジ)」を2015年11月14日(土)から来年の2月27日(土)まで計4回にわたって行います

このうち、日吉の歴史建築物などをめぐる「日吉コース」(4km)は11月14日(土)に行われ、「綱島コース」(3.3km)が12月12日(土)の開催となっています。

港北オープンヘリテイジは、2012年3月に第1回が始まり、今回で5回目となります。

まち歩きツアー(参加費300円)は各回とも定員が50名となっており、応募多数の場合は抽選となりますが、ツアーに合わせて普段は見られない施設の一般公開も行われるため、ツアー参加者以外も見学が可能です

11月14日は10時から13時まで、1860(安政7)年頃に建てられた家が建つ「日吉の森庭園美術館」(下田町3)と、日吉本町1丁目の洋風歴史建築物である「中澤高枝邸」が公開されます。

1933(昭和8)年に建設された中澤高枝邸は、日吉の田園都市構想の初期に建てられた郊外型洋風住宅としては唯一の存在。ただ、一般邸宅のため中を見学できる機会はほとんどなく、当日は貴重な3時間となりそうです。

一方、綱島コースが開催される12月12日は、綱島の名主の家として知られる「池谷(いけのや)家住宅」(1857=安政7年建築、綱島東)と「飯田家住宅」(1889=明治22年、綱島台)がそれぞれ一般公開されます。

【参考リンク】

港北歴史まちあるき「港北OPEN HERITAGE 2015」の詳細とツアー申込み

日吉の森庭園美術館(下田3)

横浜市認定歴史的建造物「中澤高枝邸」(日吉本町1)

南綱島の名望家・池谷(いけのや)家と鶴見川(横浜開港記念館)

飯田家住宅(ウィキペディア)


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