横浜市では2015年10月14日(水)から市営住宅の入居者募集の申し込み受け付けが始まります。港北区の物件は一般世帯向け127戸のうちわずか2戸しかなく、「借上型市営住宅」の5戸を合わせ、計7戸だけの狭き門となりそうです。
市営住宅の申し込みは、市内に在住・在勤が6カ月以上であり、なおかつ世帯の月収額が15万8000円以下(世帯における1年間の総所得金額を計算し、そこからあてはまる控除額をすべて差し引いた残りの金額を12カ月で割った額)などの制限があります。家賃は1万1000円超から8万7000円弱まで物件と入居者の収入に応じて決まります。
今回募集する横浜市内の700戸超のうち、現段階で港北区内の物件と判明しているのは、詳細不明の2戸(10月9日から配布の申し込み資料で判明)と、借上型市営住宅では日吉の4戸、高田の1戸のみとなっています。
このうち、民間の土地所有者などが建設した住宅を横浜市が市営住宅として借上げる形の借上型市営住宅では、日吉3丁目の慶應義塾大学矢上キャンパスに近い「オルミー日吉」1戸と、日吉本町4丁目の大規模団地「コンフォール南日吉」のD棟にある3戸が募集対象となっています。
これ以外では、住宅場所の指定ができない形での応募となる市内全域の13戸と、高齢者や多家族、単身者などを対象とした「特定目的住宅」の155戸、住宅内で死亡して発見が遅れたなどの「事故空家」の24戸のなかに、港北区や日吉の物件が入っている可能性もあります。(10月9日から配布の申し込み資料で一部判明)
市営住宅の申込書は10月9日(金)から23日(金)まで、港北区役所や日吉駅の行政サービスコーナー、日吉地区センターなどで配布されます。申し込みは10月14日(水)から23日(金)まで(23日の当日消印有効)となっています。
【参考リンク】
・市営住宅の入居者募集(横浜市住宅課)
・市営住宅の入居者募集・抽選のご案内(横浜市住宅供給公社)