<箕輪町計画>にぎわい創出へ、小店舗や教室に使えるスペース付き住宅も新設 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞
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広場に面した部分に庭や菜園、小店舗や教室などに使えるスペースを付加した「接地型住宅」を新たに設ける(景観審査部会への提出資料より)

野村不動産は、箕輪町2丁目の旧アピタ日吉店など跡地再開発「日吉箕輪町計画(仮称)」で、計画地内の中央広場に面した部分に、小規模店舗やギャラリー、各種教室などに活用できるスペースを付加した「接地型住宅」を新たに設けて販売する方針です。きのう(2016年12月)26日に開かれた市の「都市美対策審議会」内の景観審査部会で明らかにしました。

この接地型住宅は、1階部分に門扉や庭、菜園が付いた住戸で、一般家庭が住む住居に加え、小規模な店舗や習い事などの教室、ギャラリーといった用途に使える専用スペースが設けられているのが特徴です。基本的には、スペースをどのように活用するかは住戸購入者が決めるといい、必ずしも外部に開放する形で活用する必要はないとのことです。

計画の全体像、中央広場部分に設置型住宅が加わっている(景観審査部会への提出資料より)

計画の全体像、中央広場部分に設置型住宅が加わっている(景観審査部会への提出資料より)

「こういった形の住宅を作ったことはなく、我々としてはチャレンジだ」(野村不動産)といい、中央広場に面したマンション棟の低層部に10戸程度を設置。小店舗や習い事といった場に人を呼び込むことで、広場のにぎわい創出を目指す考えです。

【関連記事】

<箕輪町計画>横浜市の審議会、高層マンションの圧迫感減らす工夫を再度求める(2016年12月27日、同日の審議会の模様)

<アピタ跡の箕輪町計画>マンションは20階建て1320戸、日吉寄りに小型スーパー(2016年8月23日、従来計画の全体像)

【参考リンク】

横浜市都市美対策審議会のページ(横浜市都市整備局、後に議事録が公開される)


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