綱島西口でも「再開発」の動き、交差点にカフェ進出、信金が建て替えも | 横浜日吉新聞

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新綱島駅の開業とともに再開発の動きが加速する綱島駅東口に続き、西口でも一定規模を持つ店舗跡地などで新たな店の誘致や建て替えの計画が進んでいます。

複数の箇所で進む再開発計画で大きな注目を集めそうなのが子母口綱島線に面した「綱島小学校入口交差点」での店舗建て替えです。

綱島小学校入口交差点にあった惣菜店や駐車場の跡地で再開発が進む、手前は子母口綱島線(4月19日)

綱島西2丁目のかつて惣菜店や駐車場として使われていた約960平方メートルの敷地を活用し、大手コーヒーチェーンが大型店の出店を計画。

関係者によると、ドトールコーヒーフルサービス業態で食事メニューもある「ドトール珈琲店」が今年秋ごろにオープンする予定で、ビル内型の店舗ではなく、単独の平屋として斬新なデザインの建物とし、駅西口周辺の象徴的な施設としたい考え。※2023年9月28日19時45分追記:「ドトール珈琲店 綱島西口店」のオープン日は11月1日(水)を予定しているとのことです。

フルサービス業態の「ドトール珈琲店」は平屋の斬新なデザインの店舗となる模様(関係者提供の完成予想図)

建設にあたっては道路から建物を後退させる「セットバック」の幅を広く取り、開放的な歩行環境を確保する計画だといいます。

同地の至近では一定規模の店舗が閉店する動きや、民家跡にマンションを建設する計画などもあり、今後、周辺の風景や環境が変わっていくことになりそうです。

一方、綱島駅近くの綱島台寄りでは、1965(昭和40)年から営業している川崎信用金庫綱島支店(綱島西1丁目)が店舗の建て替えを計画。

綱島台寄りの綱島西1丁目では川崎信用金庫綱島支店が建て替えを予定。左手の隣接地では別の商業ビルと旧クリニックの建物の解体が行われているのが見える(4月19日)

現在の4階建て店舗での営業は5月12日(金)で終え、綱島小学校入口交差点近くの仮設店舗へ移動する予定です。関係者によると、建て替え後は6階建て規模の建物になるものとみられます。

このほか、同信用金庫の隣接地では、商業ビル1棟と一昨年9月に閉院した老舗の「よこはま乳腺・胃腸クリニック」(1957年開院の旧「久保内病院」)の建物が解体されており、一定規模の空地が生まれる見通しです。

【関連記事】

ドトール珈琲店が綱島西にオープン、高級感とテラスの雰囲気で“寛ぎの時間”(2023年11月1日、オープン時の記事)リンク追記

<横浜初>豆の香りとフードにこだわる、「ドトール珈琲農園」が新横浜に(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年6月2日、ドトールのフルサービス業態)

【参考リンク】

「ドトール珈琲店」が出店を計画する綱島西2丁目の店舗・駐車場跡(グーグルマップ)

建て替えを予定する「川崎信用金庫綱島支店」(綱島西1)の場所(グーグルマップ)


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