横浜市の感染者が累計3万人を突破、7月は「1日100人以上」のペース | 横浜日吉新聞

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今月(2021年)7月10日(土)に横浜市の感染者数が累計3万人を突破しました。今年に入り、横浜市や川崎市では3月下旬から4月下旬などの合計36日間以外は常に「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」が適用されており、それでも感染者数は“一進一退”という状態が続いています。

さまざまな形で外出自粛が呼びかけられているが……(7月6日、港北区周辺の幹線道路)

横浜市内では、感染者数が爆発した今年1月は、1日あたり250人以上の感染者が発生していましたが、2月は同65人、3月は同43.1人と若干の落ち着きを見せていました。

そのため、3月21日に緊急事態宣言が解除されたものの、4月はリバウンドして1日あたり72.5人の感染者が発生したことから、同20日から「まん延防止措置(正式名称:新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置)」の適用を開始。

年末年始に比べると横浜市内の感染者数はまだ少ない水準とはいえ増加傾向にある(横浜市の特設ページより)

5月感染者数が1日あたり103.2人に達し、同月中には、市内の累計感染者数も2万5000人を突破していました。

6月は同80.8人まで減らしたものの、7月に入ってからはきのう11日(日)までの間に1日あたり106.9人の感染者が発生。まん延防止措置の適用が少なくとも来月8月22日(日)まで続くことになっています。

2021年は半分以上を終えたなかでも8割の日々は何らかの規制が行われている状況。ワクチンの接種が進み、この夏を乗り切れば、普通の日常が戻ってくるのでしょうか。

【関連記事】

<港北区>週94人で市内最多続く、市全体も16区で増加し920人に(7月15日時点)(新横浜新聞~しんよこ新聞より、2021年7月16日)※リンク追記

<自粛の夏>8/22(日)まで「まん延防止」延長、マスク飲食店のみ酒類提供(2021年7月9日)

港北区は「週86人」で感染拡大止まらず、市の累計3万人も目前に(7月8日時点)(2021年7月9日、港北区内の状況も好転していない)

横浜市の「感染者数」が累計2万人を突破、今年に入り2カ月超で1万人(2021年3月5日、累計2万人を超えたのは3月だった)

【参考リンク】

横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市)


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