【法人サポーター会員による提供記事です】海の見える北海道の小さな町を、アピタテラスで感じてみませんか。アピタテラス横浜綱島(綱島東4)の昨年(2018年)3月30日のオープンと同時に開店した、1階中央イートインテラス前にある「コッペんどっと横浜綱島店」は、函館や青森にも近い北海道・道南エリアにある海のある町・上磯郡木古内町(きこないちょう)がゆかりのコッペパン専門店。
「(アピタテラスで)オープンした頃が懐かしいですね」と、店舗立ち上げ当初から勤務し、この春(2019年4月)から新たに店長に就任した大野瑠佳(るか)さんは、まさに木古内生まれ・育ちの生粋の元「木古内っ子」。
北海道新幹線の2016年3月開業を前に、道南西部にある9つの町の魅力を発信する目的で、同年1月に木古内駅前にオープンした木古内町観光交流センター「道の駅 みそぎの郷 きこない」内に、第1号店となる「コッペん道土(どっと)」木古内本店をオープン。
同店を経営する株式会社M.FIND(エム・ファインド)の近藤舞子社長は、結婚を機に移り住んだ木古内の町のためにと尽力。同道の駅内でレストラン「どうなんde’s Ocuda Spirits(どうなんデス オクダスピリッツ)」や、同町内で海の見える宿泊施設「きたかい」も併せ経営(株式会社K.DEPART=ケイ.デパール、同町)するなど、人口が4112人(2019年3月末現在)と減少の一途をたどり、「日本消滅可能性都市」第5位(2014年日本創成会議・人口減少問題検討分科会)とすら言われるという同町のPRのため、また地域のために日々奔走しているといいます。
近藤社長らの取り組みに共感し、同社の扉を叩いたという大野さん。偶然にも家族での横浜への引っ越しがあったため、綱島店での勤務が決定、2016年12月に2号店として首都圏初進出した、東急田園都市線市が尾駅にも近い市が尾店(青葉区市ケ尾町)でも研鑽(けんさん)を積み、綱島店でも「木古内出身」の社員として、北海道や木古内ゆかりの魅力あふれる商品企画や、日々の製造販売を行ってきました。
北海道南・木古内の想い出は、と聞くと「人口はかなり少ないですが、自然がいっぱいあり、特に“海”が強く印象に残っています」と大野さん。
木古内町の江戸時代から続く伝統行事「寒中みそぎ祭り」を行う津軽海峡から汲み上げた海水をじっくり炊いてつくったという「みそぎの塩」を使用したコッペパン・みそぎの塩ミルク(260円、価格は全て税込)が、同店での人気ナンバーワンとなっており、「北海道産のミルクとバターを使用し、ふんわりとした食感の中にも優しい味わいを感じていただいています」と、ふるさと北海道ゆかりの原材料を活かしたコッペパンの人気の理由を明かします。
また、同じく「みそぎの塩」を使用している「塩パン」シリーズも、ぱくぱく塩パン(60円)や、ぱくぱく明太子(75円)、ぱくぱくウインナー(90円)といった「手のひら」に乗るサイズに焼き上げたカリカリ食感が、多く来店するファミリー、子どもたちに好評を博しているといいます。
さらに、今そのおいしさから、グルメ界でのブームも湧き起こっている北海道産米の魅力を感じてもらいと、綱島店限定で、ふっくら炊いたという北海道道南米の「ふっくりんこ」を中心に、特A米としても知られる「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などの道産米をそのままパンの生地に混ぜ込む業界初の「ごはんコッペ(ごはんコッペパン)」を新開発。全てのパンを同店内で焼き上げています。
ふっくら道産米をまぜあわせたコッペパン生地ならではの、「粒が残り、しっとりと、またもちもちした食感は、まさにここ綱島店でしか味わえないものとなっており、「パンに“お米感”を加え、香ばしさを感じていただけるよう仕上げています。このおいしさを知っていただきたく、ぜひまずは一回でもご来店いただき、当店ならではのコッペパンを味わっていただけたら」と、大野さんは、同店への多くの来店を呼び掛けています。
なお、同店では、今年(2019年)4月27日(土)から5月6日(月・祝)までのゴールデンウィーク期間中の特別企画として、通常価格580円の「ステーキコッペ」を、ワンコインスペシャル企画として500円で販売。人気の「塩パンシリーズ」は、どの組み合わせでも、5個 280円で提供するとのこと。
また、大型連休後半の5月4日(土)10時から11時には、同店前のイートインテラスで、小学生以下の児童を対象とした「あなただけのオリジナルコッペパンを作ろう!」イベントを初企画しましたが、申し込み受付すぐに定員に達しています。
「当店のふわふわコッペパンに、それぞれ好きな具材をサンドしてもらう企画です。作ったコッペパンと、塩パンをプレゼントします。かなり多くのご応募をいただき、感激です。(定員に達し、受付を終了してしまったので)また次回企画する際には、ぜひご参加ください」と大野さん。
綱島や日吉からは直線距離で700キロメートル近くも離れた北海道・木古内町とをつなぐ同店の、「ふるさとの香り」でいっぱいのチャレンジに、多くの共感と声援がこれからも寄せられていきそうです。
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・アピタテラス綱島が3月末で1周年、「日吉店の時代よりはるかに多い来客」(2019年3月27日)
【参考リンク】
・ショップガイド~コッペんどっと横浜綱島店(アピタテラス横浜綱島のサイト)
・ローカルワークストーリー~「消滅可能性都市」から「持続可能な都市」への挑戦。(北海道総合政策部 地域創生局)*経営者・近藤舞子さんの紹介
(法人サポーター会員:アピタテラス横浜綱島 専門店会 提供)