<高校アメフット>9/25(日)に日吉陸上競技場で慶應塾高vs横浜など2試合 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

日吉スポーツ2016年9月11日から始まった神奈川県の高校アメリカンフットボール秋季大会は、25日(日)に初めて日吉の地で2試合を行います。

25日に慶應義塾大学日吉キャンパスの陸上競技場で行うのは、県大会2回戦2試合で、10時から慶應義塾高校(塾高)対「横浜高校」、12時20分から「県立横浜栄高校」対「県立舞岡高校」の予定です。

昨年秋の大会に続き優勝を狙う塾高は、2回戦から登場するため、今回が初戦となります。

少し寂しい日大高校と岸根高校の1回戦負け

赤のユニフォームが日大高校

赤のユニフォームが日大高校(今年4月の塾高との試合で)

今大会では、県立岸根高校(港北区)と日本大学高校が1回戦を突破すれば、2回戦で慶應陸上競技場にて“港北区対決”となる組み合わせとなっていましたが、両校ともに敗退してしまいました。

神奈川県内の高校におけるアメリカンフットボール部が少ないなかで、塾高と法政大学第二高校(法政二高、中原区)の「二強」を除き、上位も期待される2校だっただけに少し寂しい大会となりました。

岸根高校は今年春の大会で4位となった実力がありますし、日大高校は二強に対し、唯一対抗できる実力を持っていた歴史があります。

これまでのアメリカンフットボール神奈川県大会の30年超にわたる優勝回数をまとめたのが下記です。

  • 1975(昭和50)年春~2016(平成28)年春までの優勝回数
    法政大学第二高「トマホークス」:42回優勝
    慶應義塾高校「ユニコーンズ」:31回優勝
    日本大学高校「ファイティングブルドッグス」:7回優勝
    ・浅野高校「ボンバーズ」(神奈川区子安台):1回優勝
    ・横浜高校「キングコングス」(金沢区能見台通):1回優勝
    (※)このほか県立鎌倉高校「フェイカーズ」(鎌倉市七里ガ浜)が1989年春大会2位で関東大会に出場し優勝1回あり
優勝トロフィーを手に喜ぶ慶應高校ユニコーンズの選手たち

昨年(2015年)秋の県大会で優勝し、優勝トロフィーを手に喜ぶ慶應高校ユニコーンズの選手たち

近年は優勝することが目立つ強豪の塾高でさえ、法政二高に10回以上の優勝回数で差をあけられている歴史は驚きです。そして、両校に次いで優勝回数が多いのが日大高校の7回で、特に1980~90年代台に強さを見せていました。

法政二高vs塾高vs日大高が“三つどもえ”となり、そこに岸根高校がからんでくれば「港北区・中原区対決」で相当盛り上がる、と「横浜日吉新聞」と「新横浜新聞~しんよこ新聞」としては夢を描いています。

【関連記事】

<高校アメフトの県決勝>慶應が3年連続の秋優勝、猛追する法政二高を振り切る(2015年10月11日)

【参考リンク】

平成28年度 神奈川県アメリカンフットボール秋季大会兼全国大会予選(関東高等学校アメリカンフットボール連盟)


カテゴリ別記事一覧