慶應義塾大学の法学部日吉映像祭実行委員会は、2016年1月8日(金)の18時15分から日吉キャンパス内の「来往舎」で、2010年に公開された映画「Peace(ピース)」を上映するとともに、想田和弘監督を招いてのトークセッションも行います。
同作品は想田監督の妻の実家がある岡山を舞台に、福祉有償運送を営む義父や訪問介護事業所を運営する義母の日常を通し、平和と共存を考えるドキュメンタリーとなっています。これまで2011年の香港国際映画祭のドキュメンタリー最優秀賞をはじめ、複数の賞を受賞するなど高い評価を得ています。
想田監督は米ニューヨーク在住の映画作家。初作品となった2007年の「選挙」では、観察映画と名付けた手法により、日本の選挙に出馬した実際の候補者を追い掛けたもので、これまで世界約200カ国でテレビ放映され、ベルリン国際映画祭へ正式招待されたほか、ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭ではグランプリを受賞しました。
場所は来往舎1階のシンポジウムスペースで、入場は無料。事前予約は不要です。
【参考リンク】
・日吉キャンパス「来往舎」へのアクセス(教養研究センター)