港北警察署が集計した2015年10月末現在の犯罪発生状況によると、区内では日吉本町と綱島西での犯罪発生が昨年より増えており、特に「空き巣」被害では両町がそろって区内ワースト1となるなど、年末に向けて犯罪への警戒が必要です。
町内別に見た全犯罪の発生件数(10月末)では、
1.綱島西:180件(昨年比+11)
2.日吉町:157件(昨年比-12)
3.日吉本町:126件(昨年比+12)
4.綱島東:98件(昨年比-35)
5.箕輪町:61件(昨年比-14)
6.下田町:24件(昨年比-6)
港北警察署管内では、刑法犯が昨年比マイナス53件、窃盗犯が同マイナス90件と区内全体の犯罪件数が減少しているなかで、日吉本町と綱島西では逆に昨年よりも増加しています。
特に両町とも「空き巣」被害が増えており、8件の発生は区内でワースト1でした。このほか、日吉本町では昨年は0件だった「ひったくり」が既に3件起きています。綱島西では「オートバイ盗難」が急増中です。
一方、日吉の町でもっとも犯罪発生件数の少ない下田町ですが、今年は「自動車盗難」が3件相次いで発生したため、この犯罪に限ると、大倉山や綱島東とともにワースト1となっています。
「振り込め詐欺」の被害額を集計したデータでは、綱島西が840万円(1件)で区内ワースト2位、日吉町が790万円(2件)で同ワースト3位です。電話はいったん留守番電話に設定しておくなどの対策が求められそうです。
【参考リンク】
・港北区内犯罪発生状況(港北警察署、2015年10月末現在)※PDFファイル、港北区ホームページより