<日吉5丁目>宮前地区に「交番」新設へ、綱島街道の東側空白地帯の要に

横浜日吉新聞

日吉宮前地区と呼ばれている日吉5丁目で、来年以降に神奈川県警港北警察署の「交番」が新設される方針であることがわかりました。県警察本部が来年度(平成29年=2017年度)予算で交番の設計や地質調査などを行う対象として「(仮称)日吉宮前地区交番」の名をあげています。

日吉5丁目の交番建設予定地付近の様子

日吉5丁目の交番建設予定地付近の様子(2017年3月1日)

交番が設けられるのは、現在は消防団の車庫や日吉町宮前自治会の防災倉庫が置かれている交差点付近で、先月(2017年2月)までは火の見櫓(やぐら)が建っていましたが、今月までに撤去されています。関係者によると、交番の広さは120平方メートルほどで、2018年度中に着工、同年度中には完成する見通しだといいます。

綱島街道の東側となる日吉3~7丁目には、綱島東エリアも含めて交番が1カ所も設けられていないため、地元の日吉町宮前自治会が7年ほど前から県などに交番設置を要望してきました。同自治会の足立弘会長は「交番新設には10年はかかると言われていたので、思ったよりも早く実現すると思うと嬉しい。明るいまちづくりの面からも歓迎したい」と喜びます。

日吉5丁目では、慶應義塾大学が国際学生寮を新設されたり、付近で一戸建ての分譲が行われたりしており、周辺の居住者が増えることが予想されています。また、日吉宮前地区から比較的近い箕輪2丁目では大規模再開発も予定されているため、綱島街道東エリアの要(かなめ)として新交番が担う役割は大きくなりそうです。

シンボルだった「火の見櫓」は老朽化で撤去

半世紀以上にわたって日吉宮前地区のシンボルだった「火の見櫓(やぐら)」(2016年

半世紀以上にわたって日吉宮前地区のシンボルだった「火の見櫓(やぐら)」(2016年6月)

なお、この交番設置に向け、長年にわたって宮前地区で親しまれてきた火の見櫓(やぐら)が撤去されました。

同自治会によると、昭和30年代に設置され、櫓の上に置かれた半鐘(はんしょう=小さなかね)を通じて周辺に火事を知らせる役割を担ってきたといいます。その後、付近にマンションが多くなってきたことから、鐘に代わってサイレンが取り付けられたものの、この20年ほどは住民への配慮から鳴らされることはありませんでした。

最近では櫓自体が老朽化。維持管理が同自治会の負担になっていたこともあり、このほど撤去に至ったようです。

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【参考リンク】

神奈川県港北警察署の交番一覧(2017年3月現在、区内に14の交番)

(仮称)日吉宮前地区交番の新設予定地(日吉5丁目、グーグルマップ)


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