日吉5丁目の西松建設寮、慶應大学の「日吉国際学生寮」として建て替え中

横浜日吉新聞
来年3月にオープンする「日吉国際学生寮(仮称)」の完成予想図(同大学ニュースリリースより)
グーグルストリートビューに映っている2015年3月の西松建設日吉寮(社宅)の様子

グーグルストリートビューに映っている2015年3月の西松建設日吉寮(社宅)の様子

日吉5丁目の「日吉グリーンクロスゴルフ練習場」や「日吉こども園」の近くにあった西松建設の日吉寮(社宅)が取り壊され、慶應義塾大学の留学生と日本人学生が共に暮らす「日吉国際学生寮(仮称)」として2017年3月にオープンする予定であることが慶應大学から発表されました。

西松建設の日吉寮は日吉5丁目11番地の38番~39番に位置する4階建ての建物2棟で、外観は古さを感じさせないマンション風でしたが、既に建築から47年が経過していたとみられます。そのため、昨年(2015年)7月ごろに解体。6階建ての「寄宿舎(きしゅくしゃ=学校や会社による共同宿舎の古い呼び名)」として建て替えが行われている最中です。

建築主も設計も施工も西松建設であることから、当初は同社の社員向けとみられていましたが、自社所有不動産を活用する「CRE=Corporate Real Estate」の一環として、学生寮として再開発を行うことになったといいます。そのため、建物や寮運営の管理は慶應大学ではなく、同社子会社の西松地所によって行われます。

来年3月にオープンする「日吉国際学生寮(仮称)」の完成予想図(同大学ニュースリリースより)

来年3月オープンの「日吉国際学生寮(仮称)」の完成予想図(同大ニュースリリースより)

来年3月にオープンする日吉国際学生寮(仮称)は、鉄筋コンクリート6階建ての建物に200の個室を設け、慶應大学の外国人留学生と日本人学生が共に暮らす「混住型国際学生寮」になるといいます。

4つの個室ごとに1つのリビングや台所、トイレ、シャワーを共有するユニット形式を採用することで、入居者間のグローバルな交流を促す仕組みとなっているのが特徴です。これは、同大学の学生寮では初の試みだといいます。

建設現場は「日吉5丁目計画」という名で西松建設が工事を行っている(2016年2月)

「日吉国際学生寮(仮称)」の建設現場では、昨年夏に建物が取り壊され「日吉5丁目計画」という名で西松建設によって工事が行われている(2016年2月)

慶應大学では6つの学生寮を運営しており、箕輪町1丁目で80年近い歴史を持つ「日吉寄宿舎」をはじめ、体育会の学生が多い日吉本町2丁目の「下田学生寮」や、日吉2丁目に古くからある留学生専用の「日吉インターナショナルハウス」、日吉駅に近い川崎市中原区木月4丁目で2013年に建てられた高層の「元住吉宿舎」、北加瀬交差点に近い幸(さいわい)区矢上に置かれた留学生用「プラム・イズ」、綱島西2丁目の綱島小学校近くにある「綱島学生寮」のほかは1カ所のみ東京大田区大森に位置していますが、ほとんどが日吉周辺に置かれています。

近年、同大学では留学生が増加していることから、今年(2016年)3月には7つ目の寮として樽町4丁目に留学生専用寮「大倉山ドミトリー」を新設するなど、受け入れ体制の拡充が図られている最中です。

日吉国際学生寮は日吉駅東口から綱島街道経由だと徒歩18分(約1.6km)ほどかかりますが、日吉キャンパス内の蝮谷(まむしだに)の弓道場などがある山道を抜けると“近道”となるため、キャンパスに通ううえでは、利便性の高い場所といえそうです。

【追記:2017年2月6日の建設状況】

建物はほぼ完成、バス通り側から見ると、西松建設のロゴが掲げられています

建物はほぼ完成、バス通り側から見ると、西松建設が所有している旨を示すロゴが掲げられています

反対側から見ると慶應義塾大のロゴが掲げられていました

反対側から見ると慶應義塾のマークが掲げられていました

【参考リンク】

慶應義塾初の留学生・日本人学生混住ユニット型「慶應義塾大学日吉国際学生寮(仮称)」を新設(2016/2/8)

留学生宿舎募集案内(現状の寮一覧、慶應義塾大学国際センター)

【地図】建設予定地付近(グーグルマップ=日吉5丁目11-38を表示)


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