<綱島SST>アップル裏手のマンションは2年後完成、10階建て94戸と保育園に | 横浜日吉新聞

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アップル研究所(右側)の後方に建てられるマンションは2年後に完成予定

アップル研究所(右側)の後方に建てられるマンションは2年後に完成予定

パナソニック工場の跡地を使った「Tsunashima(綱島)サスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)の再開発で、マンション部分の建設が始まります

米アップルの研究施設「綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)」(2017年3月完成予定)の裏手に建設されるマンションは、地上10階建ての94戸で高さは31メートルの建物となることがわかりました。

このマンションは「(仮称)綱島東Ⅲ(3)計画」と題し、野村不動産とMID都市開発の2社が建築主となり、設計は三井住友建設が担当。工事施工者は現時点で未定となっています。敷地面積は3600平方メートルで、アップル研究所が占める敷地(1万2500平方メートル)と比べると、4分の1程度の規模となります。

マンションが建てられる場所は「セブンイレブン横浜綱島東2丁目店」の近くとなる

マンションが建てられる場所は「セブンイレブン横浜綱島東2丁目店」の近く

94の部屋ほか、保育所も設けられ、駐車場の台数は42台。工事は2016年4月中旬から開始し、2年後の2018年の3月中旬に完成予定としています。場所は「セブンイレブン横浜綱島東2丁目店」の正面あたりの位置になります。

綱島SST内では、建設が予定されている4施設のうち、アップル研究所とタウンマネジメント施設の工事が既に始まっています。マンションの着工時期が明確になったことで、今後の焦点は敷地内で最大の規模となる「アピタ横浜綱島店」の工事がいつ始まり、完成は何年後になるのかという点です。

綱島SSTの開発に携わる複数の関係者によると、工事に向けての手続きが遅れているわけではないものの、「現時点では着工時期は明らかにできない」としています。当初予定では「アピタ横浜綱島店」は2016年度(2017年4月~)の前半にかけて着工し、2017年度の中盤あたりまでに完成させるスケジュールとしています。

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