綱島東4丁目のパナソニック工場跡地「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)の敷地内では最大の規模となる「アピタ横浜綱島店(仮称)」については、今年(2016年)秋ごろまでに着工し、約1年間で建物を完成させ、来年(2017年)秋にオープンを予定していることがわかりました。
綱島SSTでは、先進的なエコなまちづくりを志向していることから、アピタ横浜綱島店でも、IT技術で農作物を栽培する「スマートアグリ」で作られた野菜など環境配慮型の商品を取り扱ったり、デジタルサイネージと呼ばれる電子看板を店内で積極的に活用するなど、新たな形の大型スーパーを模索するといいます。
2016年3月28日、都内で開かれた綱島SSTのまちづくりに関する記者会見に登壇したユニーの吉田譲常務取締役は、「ここで新しい時代の次世代GMS(総合スーパー)のモデルを作っていきたい。日吉と綱島は約40年にわたりお世話になった地域であり、この地で新しい価値を提供していく」(同)と話していました。
同店内には地域の集会室を設けたり、周辺広場を防災広場として整備したりする計画もあるとのことです。
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【参考リンク】
・「アピタ横浜綱島店(仮称)」出店決定!~2017 年秋オープン予定(PDF、2016年3月28日、ユニー株式会社)