普通部通り近くで14戸の「一戸建て」分譲、販売予定価は1億円台に | 横浜日吉新聞

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日吉駅から徒歩6分、日吉本町1丁目の普通部通りに近い住宅地で行われていた14戸の宅地開発で、三井不動産レジデンシャル株式会社(東京都中央区)は、「ファインコート日吉 緑彩邸」と名付けて販売サイトを公開し、来月(2022年)2月上旬から7戸を1億円台から1億2000万円台で販売する予定としています。

すでに一部の建物は完成し、現地では見学会も行われている

「ファインコート日吉 緑彩邸」は、かつて1軒の住宅と駐車場として使われていた1468平方メートルの敷地に木造2階建ての一戸建て住宅14戸を建設する計画。

日吉駅周辺でまとまった数の一戸建て分譲はめずらしく、同地は“東急分譲地”と呼ばれた放射状の住宅地内に位置することから、販売サイトでは「HIYOSHI PREMIUM(ヒヨシプレミアム)~潤いの地に奏でる、邸宅の叡智」などといったキャッチフレーズを設定。

現地に置かれた案内板

同サイトによると、第1期販売では7戸(3LDK~4LDK、土地面積100.20~103.62平方メートル)を1億円台から1億2000万円台の価格で2月上旬から販売する予定と記載しています。

同地は、コーエーテクモホールディングスのジェミニビルや桜井産婦人科などが面した箕輪町寄りの道路を上り切ったところにある一画。木々が生い茂る裏手の丘は箕輪町3丁目で、慶應普通部や通称「八十階段」にも近い場所です。

神奈川県内の「基準地価」ランキングで県内2位の価格を維持している「日吉本町1丁目32番地」から至近の「30番地」が住所となっており、新築の住宅価格も1億円を超えることになりました。

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日吉駅前の“高級住宅街”で14戸の一戸建て分譲計画、冬にも販売へ(2021年5月17日、今回の開発計画について)

<2021年基準地価>港北区の宅地は上昇維持、「綱島西3」で前年上回る(2021年9月24日、前年も日吉本町1丁目32番地は県内2番目の価格)

【参考リンク】

ファインコート日吉 緑彩邸(三井不動産レジデンシャル、14戸)


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