きのう(2020年)9月11日(金)14時15分ごろ、港北区内で強盗致傷事件が発生しました。港北警察署によると、捜査上の都合と被害者を保護する観点から、「港北区」以外の詳しい場所は明かせないといいます。【2020年9月12日16:35記事公開】(※)神奈川県警察本部によると、「横浜市港北区所在の住宅において発生した強盗致傷事
事件は、区内に住む90歳代の女性宅に男数人が押し入り、「殺すぞ」などと脅迫。顔面を殴打したうえ、粘着テープで拘束し、現金やキャッシュカード数枚などを奪って逃げたもの。女性は顔面打撲や腕に軽症を負いました。
港北署では、捜査体制を強化し、周辺の聞き込みや防犯カメラの解析を行うなどして、犯人の行方を追っています。
事件が発生したのは、主に一戸建てが並ぶ住宅街。地域で防犯活動を行っている周辺住民の一人は、「新型コロナの影響で高齢者は人と会って喋る機会が減っており、訪問者があると、何か喋りたいという心理になっているのかもしれない」と心配し、「高齢者の見守りをより強化していかなければ」と話します。
今回の事件は、昼間に「ガスの点検」などと偽って訪問してドアを開けさせており、日吉・綱島・高田の周辺でも、訪問者に対応する場合は目的を詳しく尋ねる、裏付けを取るなど、十分に警戒する必要がありそうです。
なお、区内では今年1月7日、樽町で帰宅途中の会社員が狙われる路上強盗事件が発生していますが、港北署によると同事件の容疑者はすでに逮捕されており、今回の事件との関連性は無いとのことです。
(※)2020年9月18日追記:港北警察署では、「玄関や窓の鍵をかけておく、不用意に玄関を開けない、玄関を開ける際には内鍵や補助錠をかけた状態で対応するといった対応を」と、心当たりのない訪問者へは、侵入を防ぐため扉を開けないといった対応を厳重に行うようにと呼び掛けています。
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