元町・中華街駅や横浜駅と埼玉県の西武秩父を結ぶ観光列車「S-TRAIN(Sトレイン)」があす(2020年)6月6日(土)から運行を再開します。Sトレインは新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月29日から運休していました。
Sトレインは横浜中心部から秩父まで、「みなとみらい線」「東急東横線」「東京メトロ副都心線」「西武池袋線」と4つの鉄道会社を横断して110キロ余を走る全車指定席の観光列車で、2017年3月から土曜と休日に運行を開始。
東横線内では横浜駅と自由が丘駅、渋谷駅のみに停車するため、日吉駅や綱島駅から乗車するためには、横浜駅か自由が丘駅などで乗り換える必要があります。
6月4日時点で、Sトレインが停車する飯能駅が最寄りの「ムーミンバレーパーク」や秩父周辺の観光施設などは段階的に営業を再開しているものの、政府では緊急事態宣言の解除後3週間となる6月18日(木)まで、首都圏の1都3県では県境をまたぐ移動は慎重に対応するよう求めています。
なお、Sトレインは平日にも通勤・通学用として西武線内の小手指駅と東京メトロ有楽町線の豊洲駅を結ぶ“通勤ライナー”的に設定されており、こちらは6月1日(月)から運行が再開となりました。
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【参考リンク】
・S-TRAIN(Sトレイン)の案内ページ(西武鉄道)