きょうは(2020年)6月1日(月)。3月初頭から学校の臨時休校を皮切りに続いてきた約3カ月間の“制限生活”が少しずつ解かれ、日吉・綱島・高田でも小中学校や特別支援学校をはじめ、公共施設や商業施設などが再開し、少しずつ新型コロナウイルスの感染拡大前の街に戻ろうとしています。現状をまとめました。
横浜市立の小中学校と特別支援学校では、きょう6月1日(月)から一度に集まる人数や授業時間を制限した「分散登校」という形で学校を再開。また、日大中学校・高校でも同様に分散しての登校を開始します。
一方、慶應義塾大学では日吉キャンパスや矢上キャンパスの学内封鎖が来週6月7日(日)まで継続となり、以後もオンライン授業を原則としています。当面は部活動も制限されるため、日吉に学生が戻って来るのは少し先のことになりそう。なお、日吉キャンパス内の慶應高校については、6月10日(水)から分散登校を予定しているとのことです。
周辺の大型商業施設も全館復活
日吉駅前では「日吉東急アベニュー」が10時から18時まで(一部飲食店は11時~20時)全館で6月1日(月)に再開し、家電専門店「ヤマダ電機テックランド」や書店「天一書房」をはじめ、「無印良品」「ユニクロ」「ダイソー」など4月8日から長期間にわたって休業していたテナントでも買物が可能となります。
また、「トレッサ横浜」は5月30日(土)に、武蔵小杉駅近くの大型商業施設「グランツリー武蔵小杉」は5月27日(水)に営業を始め、会員向けに先行営業していた「ららテラス武蔵小杉」は6月1日(金)から一般営業を開始します。
交通機関では、4月30日から平日にも運転本数が若干少ない「土曜日ダイヤ」を採用していた東急バスが平日は通常通りの「平日ダイヤ」に戻しての運行を開始。ただし、深夜バスの運休と、土曜日の「休日ダイヤ運行」は継続となっています。
市民向け施設は段階的に利用可
市民向けの公共施設は、3月初頭から休館していた日吉地区センターや綱島地区センター、日吉本町ケアプラザや下田地域ケアプラザ、高田地域ケアプラザ、樽町地域ケアプラザなどで6月1日(月)から一部施設の限定利用が可能となるほか、綱島台の「綱島公園こどもログハウス・モッキー」も利用人数を制限して再開。
港北図書館については予約した本の受け取りのみに限定する形で5月27日(水)に再開し、閲覧フロアで本を選べるようになるのは6月10日(水)以降の予定です。
地域子育て支援拠点「どろっぷ」(大倉山)と「どろっぷサテライト」(綱島東3)は6月2日(火)から庭の利用や相談対応に限って再開。「親と子のつどいの広場」のうち、「こんぺいとう」(日吉本町4)と「たかたんのおうち」(高田西4)は来週6月8日(月)から再開予定です。
なお、日吉台中学校や下田小学校に併設されている「コミュニティ・スクール」については、6月中は休館が継続となりました。
自動車学校やスポーツクラブも
生活関連施設では、日吉自動車学校が5月29日(金)から営業を始め、コヤマドライビングスクール横浜(大曽根2)も6月1日(月)に再開。また、運転免許センター(二俣川)や警察署で行っている運転免許更新などの業務も5月27日(水)から始まっています。
スポーツクラブは、「セントラルウェルネスクラブ慶應日吉店」が5月27日(水)に営業が始まり、「メガロス綱島店」「エニタイムフィットネス(綱島店・日吉店など)」「スイミングスクール・ニスポ元住吉」は6月1日(月)に、2日(火)は「スポーツクラブエポック日吉店」がそれぞれ再開します。
ボウリングなどのアミューズメント施設「ラウンドワン横浜綱島店」(樽町2)は5月27日(水)から、温泉施設「湯けむりの庄」(樽町3)が30日(土)からそれぞれ営業を再開しました。
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