2023年3月までの開業に向け、新綱島駅(仮称)でも工事や設備の発注が予定されています。鉄道・運輸機構の東京支社は、相鉄・東急直通線(東急新横浜線)における今後の発注予定を今年(2019年)10月1日付けで公表しました。
相鉄・東急直通線では、来年(2020年)1月から3月までの今年度第4四半期に線路(軌道)や電力設備などの発注予定が目立ち、「相鉄・東急直通線、新横浜・綱島間レール溶接」や「相鉄・東急直通線、4k3・8k9間電力設備(新綱島駅配電所電力設備一式/新綱島駅電灯電力設備一式/地下トンネル区間電力設備4.6km)」などの工事名が見られます。
来年度(2020年4月~)の第一四半期には、新綱島駅の空調設備をはじめ、エレベーター2台とエスカレーター12台の発注も予定されています。なお、空調とエレベーターなどの昇降機の発注では工期を27カ月(2年3カ月)としていました。
新綱島駅は、綱島東1丁目の深さ約35メートルの地下に約240メートルの長さで建設中。
現時点では綱島東2丁目寄りと鶴見川寄りにそれぞれ出入口を設け、その中間地点に駅のエレベーターを設置する計画です。
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【参考リンク】
・令和元年度発注見通しの公表について(2019年10月1日、鉄道・運輸機構)