大綱橋の綱島側“全国チェーン出店競争”、老舗のローソンが11月末閉店を告知 | 横浜日吉新聞

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樽町・大曽根側から大綱橋を渡り切ると、ローソン、セブンイレブン、HACドラッグ(写真右奥)と綱島交差点までの短い距離に3店舗がひしめく。ローソンは1998年11月の開店でもっとも古い

コンビニやドラッグストアなど全国系チェーンの出店が短期間に相次いでいた大綱橋の綱島駅側で、同地ではもっとも古かった「ローソン」が来月(2018年11月)30日限りでの閉店を告知しました。

大綱橋近くの綱島駅側一帯では、昨年(2017年)の初頭まで「ローソン綱島東一丁目店」(綱島東1)だけが営業していましたが、同年3月に並びの駅側に「セブンイレブン横浜大綱橋店」が出店し、さらに駅に近いあゆみBOOKS(ブックス)綱島店跡にはイオン系ドラッグストアの「HAC(ハック)綱島駅東口店」が同年6月にオープン。

これに加え、綱島街道の向かい側の大綱橋近くにはイオン系ミニスーパーの「まいばすけっと大綱橋店」も同年9月に出店しています。

もっとも大綱橋寄りの賃貸マンション「リバー・デイズ綱島」の1階にある「ローソン綱島東一丁目店」

至近では、2023年3月末までに相鉄・東急直通線の新綱島駅の開業が控えているため、狭いエリアにコンビニ2店とドラッグストア、ミニスーパーという競合する部分の多い全国系4店がひしめく激戦状態に。

ローソン綱島東一丁目店は、すでに今月(10月)下旬から閉店する旨を告知しており、店内の商品が少しずつ減りつつあります。“新駅期待バブル”ともいえる状況に、20年ほど前から営業してきた老舗店舗が最初に影響を受ける形となりました。

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【参考リンク】

ローソン綱島東一丁目店の案内ページ(2018年11月30日閉店予定)


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