<綱島駅発の市バス>鶴見行13系統は黒字6800万円、横浜駅行59系統は赤字拡大

横浜日吉新聞

綱島駅を発着する横浜市バスの2路線は、収支状況が明確に分かれました。市交通局は市営バス全路線の2017(平成29)年度における路線別収支を今月(2018年10月)16日に発表しました。

綱島駅と鶴見駅東口を結ぶ「13系統」は横浜市バス135路線中、38しかない貴重な黒字路線の一つ(綱島駅東口で)

これによると、綱島駅から川崎町田線沿いのイオン駒岡店付近にある「一の瀬」(樽町3)などを経由し、鶴見駅東口までの約7キロを結ぶ「13系統」の収支は6802万円の黒字。

前年の8282万円から黒字額が縮小しているのは、軽油単価などの運行経費の上昇が影響したものとみられ、1日あたりの乗車人員自体は9143人で前年よりわずかに増加していました。

100円の収入を得るために必要な支出を示した営業係数は「87.4」でした。

一方、綱島駅から綱島街道を走り続けて神奈川区の浦島丘へ至り、横浜駅西口までの約10キロを結ぶ「59系統」は、前年の3193万円から赤字額が拡大しマイナス3919万円。1日あたりの乗車人員も60人ほど減っています。営業係数は「130.5」となりました。

菊名駅前バス停近くを走る59系統、綱島駅から浦島丘までひたすら綱島街道を走り続ける路線

59系統は、大曽根町(大曽根交差点近く)や港北総合庁舎前(区役所・港北公会堂至近)、大豆戸交差点(ホームセンター「オリンピック大倉山店」至近)、菊名地区センター前(港北図書館至近)など、港北区内の駅から少し離れたエリアや主要公共施設へアクセスするうえでは便利な路線ですが、1時間に1~2本の運転本数しかないことや、東急東横線などの鉄道路線に近い場所を走っていることもあって、苦戦が続きます。

また、同系統が走る綱島街道はほとんどが2車線区間のため、朝や夕方は渋滞で定時運行が難しいことも利用者減につながっている可能性がありそうです。

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<横浜市バス>赤字路線拡大も、41系統は7400万、104系統は9200万円の黒字確保(新横浜新聞~しんよこ新聞、2018年10月17日)

横浜市バスの赤字路線対策を求めた外部監査、綱島発59系統など区内も半分は赤字(2017年2月12日)

国の指針に残った「グリーンライン」の鶴見延伸、実現性と3つのルート(2016年4月9日、綱島と鶴見間のバスについても)

【参考リンク】

横浜市交通局「市営バス」の案内ページ

横浜市バス13系統(鶴見駅東口~綱島駅)の路線図(ナビタイム)

横浜市バス59系統(横浜駅西口~綱島駅)の路線図(ナビタイム)


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