赤ワインとも合う新感覚「お好み焼き」、日吉育ちの文岡さんが仲町台で味を継承

横浜日吉新聞
ブルーライン仲町台駅から徒歩1分の場所にある「てっぱん焼き・お好み焼き文岡」の案内チラシ。「名店 あじ丸」から味を伝承したことを謳(うた)っている

ブルーライン仲町台駅から徒歩1分の場所にある「てっぱん焼き・お好み焼き文岡」の案内チラシ。「名店 あじ丸」から味を伝承したことを謳(うた)っている

法人サポーター会員による提供記事です】赤ワインにも合うお好み焼き「トマトまるごとチーズ玉」は伝統の味――日吉駅から横浜市営地下鉄で約20分、ブルーライン仲町台駅前(徒歩1分)の場所に、昨年(2017年)3月にオープンした「てっぱんお好み焼き 文岡(ふみおか)」は、日吉育ちの文岡孝介(こうすけ)さんが経営する“新感覚”のお好み焼き店。

近代的かつ穏やかな佇(たたず)まいを抱える都筑区・仲町台駅周辺の景色に溶け込んだ店に一歩足を踏み入れれば、そこは「文岡」ならではの現代アート的風情すら感じる空間が流れています。

ふるさと・日吉を離れ、隣町・都筑区で、健康食品の製造・企画・販売を手掛ける株式会社VIVID(ヴィヴィド・都筑区池辺町)を、代表取締役として経営しながら、「お好み焼きの名店の味を引き継ぎたい」と、大好きだという仲町台で店をオープンした文岡さん。

日吉駅からも歩ける川崎・元住吉側、焼肉交差点近くに店があったという、お好み焼き店『あじ丸』(2015年閉店)の味を継承したいと開業を決めたいきさつについて、詳しく話を聞きました。

日吉で育った文岡さんがブルーライン仲町台駅で開店するまで

仲町台駅の改札と駅舎を出て左手に100メートルほど進むと「文岡」が入るビルがある

仲町台駅の改札と駅舎を出て左手に100メートルほど進むと「文岡」が入るビルがある

港北区箕輪町で育った文岡さんは、日吉台小学校(日吉本町1)、日吉台中学校(同4)の出身。「日吉の想い出は、あまりありませんね」と笑う文岡さんは、中学校ではバスケットボール部に所属していたといいます。

「当時の仲間たちとは、今もつながっているんです」と、実は、『文岡』の店長マネージャー・斉藤優士(ゆうじ)さんも、日吉在住歴があり、樽町中学校(樽町4)出身の“大切な”友人。地元・港北区のつながりから知り合ったとのことで、「今も、住まいは港北区内。ここまで通っているんです」とふるさとの縁から、この店で就業に至ったとのこと。

広々とした店内はスタイリッシュな雰囲気。カウンター席も

広々とした店内はスタイリッシュな雰囲気。カウンター席も

記憶をたどると、「公園で遊んだことくらいかな」と日吉時代について語る文岡さんが、都筑区で新たな店を開店すると知り、「それでも、新田中学校(新吉田東5)、高田中学校(高田町)など、広い範囲の“ジモト”から、友人たちがお祝いに駆け付けてくれたんです。これは嬉しいことでした」と、少し恥ずかしそうに語る文岡さん。

港北ニュータウンの核・センター南やセンター北にも出やすく、第三京浜にも近いなど車での移動も便利とのことで、「町並みがとても綺麗で、落ち着いた静けさもあり、この街に住まい、行き交う人も、皆さん人柄がとても良く、大好きな街になりました」と、仲町台駅前という好立地での開店理由を説明します。

「元々、高級店」だった30年来の名店の味を「技」から継承

30年来の伝承の味「トマトまるごとチーズ玉」を焼いてくれた店長マネージャーの斉藤優士(ゆうじ)さん。「焼き方をマスターするまで、時間がかかりました」とのこと

30年来の伝承の味「トマトまるごとチーズ玉」を焼いてくれた店長マネージャーの斉藤優士(ゆうじ)さん。「焼き方をマスターするまで、時間がかかりました」とのこと

元住吉駅から徒歩8分、日吉駅からも徒歩13分程度で歩ける場所、かつて焼き肉店が4角にあった時代から「焼肉交差点」とも言われた木月4丁目交差点(中原区木月)から約50メートルの尻手黒川道路沿いにあったという「あじ丸」に、文岡さんは10代の後半頃から通いはじめたといいます。

「お好み焼きにしては、単価もそれなりに高かったと記憶しています」と文岡さん。

「文岡」で再現した、トマトを丸ごとチーズとともに蒸して焼く「トマトまるごとチーズ玉」(1945円・価格は全て税込)や、ふんわりとした食感を楽しんでもらえる「山かけ玉」(並:1145円、大:1360円)など、開業30年の歴史を持つという「あじ丸」の閉店を知り、「“唯一無二”の味を継承したい」との想いを、あじ丸の店主に伝えた文岡さん。

たっぷり2~3枚分はありそうな「トマトまるごとチーズ玉」の出来上がり。20分ほどじっくり焼き上げるが、最後の仕上げの手際は鮮やか。トマトとチーズがたっぷり、丸ごと楽しめる味に

たっぷり2~3枚分はありそうな「トマトまるごとチーズ玉」の出来上がり。20分ほどじっくり焼き上げるが、最後の仕上げの手際は鮮やか。トマトとチーズがたっぷり、丸ごと楽しめる味に

「大将」(あじ丸の経営者)にお願いし、2カ月間も来店してもらっての“焼き方”の研修も実施したとのことで、「オープニング時のスタッフは、全員直接指導してもらったんです。その後入社するスタッフに対しても、上手に焼けるスタッフ同士で“技を教え合い”、全員が焼けるようにと努めています」と、「あじ丸」直伝の“伝統の味”の継承には最も力を入れているとのこと。

キャベツの食感をどうやって残したら良いのか」といった食材の活かし方や、お好み焼きの「表情」を見ながらつくっていくという作業でも、「大将が長年培った味を引き継ぐのは、もちろん簡単ではありませんが、少しでも近づき、味を楽しんでいただけたら」と、じっくり時間をかけて焼き上げるものなど、「あじ丸」から引き継いだ独自の味を、これからも提供していきたい考えです。

“新感覚”でワインにも合うお好み焼き、地元からも応援

「文岡」オリジナルのお好み焼きの出来上がり。赤ワインにもぴったりと合いそう。もんじゃとワイン、鉄板焼きとウイスキーといった組み合わせも人気とのこと

「文岡」オリジナルのお好み焼きの出来上がり。赤ワインにもぴったりと合いそう。もんじゃとワイン、鉄板焼きとウイスキーといった組み合わせも人気とのこと

「トマトまるごとチーズ玉」は、トマトを丸ごとのせる豪快さ、かつお好み焼きの土台で包み、蒸す特殊な焼き方が「特別感」があふれるお好み焼きを演出しており、「注文いただいてから仕込みで20分鉄板にのせてからは20分はかかります。じわじわと焼き上げる“迫力”の風景もご覧いただけたら」と文岡さん。

トマトと絡み合いとろりとろけるチーズの味、また、やはりあじ丸の味を継承した「山かけ玉」など、「赤や白のワインとぴったり合うお好み焼きも多いんです」と、お酒のチョイスも“モダン”な雰囲気にも合わせ、ワインやシャンパン、ウイスキーを重点的に取り揃えているとのこと。

毎月23日は「文岡の日」。トマトまるごとチーズ玉や山かけ玉、豚玉など、人気メニューが半額になるサービスも

毎月23日は「文岡の日」。トマトまるごとチーズ玉や山かけ玉、豚玉など、人気メニューが半額になるサービスも

同じく都筑区で製薬機械を国内外で手掛ける株式会社エステック(佐江戸町)を経営する父の文岡広幸さん(箕輪町商工会所属)も、家族や仕事関係者らとよく店を訪れているといいます。

「箕輪町で英会話のボランティア講師をしているのですが、いつも箕輪町公会堂に集うメンバー20数名で、つい最近も激励に行ってきたんです。通勤、通学、ぶらり旅の足で立ち寄るもよし、ちょっとしたツアーを組むのもよし、と今回も楽しみました」と、同店の魅力をより広く伝えていきたいと言い切ります。

日吉を離れ、「新しいふるさと」となった都筑区、そして仲町台のまちで、活躍の幅を広げる文岡孝介さん。

文岡さんが愛する仲町台の街へ、ぜひお立ち寄りくださいとのこと

文岡さんが愛する仲町台の街へ、ぜひお立ち寄りくださいとのこと

折しも、仲町台にも夏祭りシーズンが。来月(2018年7月)21日(土)、22日(日)に、「第22回 2018グルメフェスタin仲町台~仲町台の夏まつり」が、仲町台駅前広場・せせらぎ公園芝生広場で開催される予定です。

「加盟している仲町台商業振興会は、メンバーの結束力も固く、楽しいお祭りにしたいと今から意気込んでいます。ぜひ、日吉や港北区から、仲町台へもお立ち寄りください」と、文岡さんが“愛する”仲町台の街、また同店への来訪を、広く呼び掛けています。

<営業案内>

営業時間:17時~25時(L.O.フード:24時、ドリンク24時30分)、火曜休

ランチタイム11時30分~17時、シチューや天丼、ビーフハンバーグやステーキ等の定食メニューのみ

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箕輪町で創業63年の建設会社継ぐ小島さん、地域つながりで新築・リフォームに奔走(2018年4月18日)※箕輪町商工会・小島建設有限会社の記事

明治時代から箕輪町で老舗の歴史継ぐ飯山さん、商工会や剣道で“地域をつなぐ”日々(2018年2月9日)※同商工会会長・飯山さんの記事

【参考リンク】

てっぱんお好み焼き文岡(ヒトサラのサイト)

法人サポーター会員:箕輪町商工会 提供)


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