綱島小学校(綱島西3)で「放課後キッズクラブ」の開設へ向けた整備が始まるようです。横浜市は来年(2017年)10月までに同小学校内でキッズクラブの部屋を整備するための工事に関する入札を今月(2016年11月)15日に行うと発表しました。
横浜市の小学校内には、児童の放課後の居場所として「放課後キッズクラブ」と「はまっ子ふれあいスクール」のいずれかが必ず設けられており、学校の授業が終わった後も子どもたちが小学校内に残ることができるようになっています。
一方ではまっ子ふれあいスクールの場合は、平日18時までしか開設されておらず、働いている親からは時間延長を求める声が出ていました。そこで登場したのが放課後キッズクラブで、ここでは日曜日を除き19時まで開いているのが特徴です。
横浜市では、開設時間の短いはまっ子ふれあいスクール開設の小学校について、2020年3月(2019年度)までに放課後キッズクラブに転換することを表明しており、市によると今年(2016年)4月時点で市内46%の小学校が放課後キッズクラブに変わっているといいます。
ただ、綱島の小学校ではこれまで1校も放課後キッズクラブに転換されておらず、2018年4月からの綱島小学校が初めてになるとみられます。日吉の5小学校では2017年までにすべて転換を終える予定です。
今回の工事では、現在使っているはまっ子ふれあいスクールの部屋(64平方メートル)にシステムキッチンを設置したり、内装の改修したりするとのことで、2017年7月から工事に着手し、10月に完成させる計画としています。
【関連記事】
・2017年春から下田小学校で「キッズクラブ」、19時まで放課後の居場所を提供へ(2016年5月11日)
【参考リンク】
・「放課後キッズクラブ」についての解説(横浜市)
・港北区内における「放課後児童育成事業」の一覧(PDF、港北区、「放課後キッズクラブ」と「はまっ子れあいスクール」、「放課後児童クラブ」のすべてを紹介)
・綱島小学校ほか1校放課後キッズクラブ教室整備工事に伴う設計業務委託に関する詳細(PDF、横浜市建築局)