2017年春から下田小学校で「キッズクラブ」、19時まで放課後の居場所を提供へ | 横浜日吉新聞

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港北区内における小学校の放課後事業は3つ。「放課後キッズクラブ」と「はまっ子ふれあいスクール」はほぼ同じような形だが、開設時間が異なる。「放課後児童クラブ」は学校外の地域で開設されている「学童保育」の施設。校区外であっても利用できる場合がある(港北区の資料より)

港北区内での小学生に対する放課後対策は3種類ある。「放課後キッズクラブ」と「はまっ子ふれあいスクール」はどちらかが必ず小学校内に設置されており、ほぼ同じような形で運営されているが、開設時間が異なる。「放課後児童クラブ」は学校外の地域で開設されている“学童保育”の施設。2校区以上の児童を対象としている場合が多い。日吉・綱島・高田には全部で7施設ある(港北区の資料[PDF]に本紙で赤線と赤字の部分を付け足した)

横浜市は小学校児童への放課後の居場所対策として、2017(平成29)年春から下田小学校(下田町4)に「放課後キッズクラブ」を新たに開設すると今月(2016年5月)10日に発表しました。これで日吉にある5つの小学校すべてでキッズクラブが開設されることになります。現時点では、綱島の3小学校と高田の2小学校には開設されていません(「はまっ子ふれあいスクール」は開設済み)。

キッズクラブは小学校の空き教室などを使い、放課後の居場所を提供する横浜市の事業です。これまで下田小学校では「はまっ子ふれあいスクール」という形で、同様に学校内で放課後の居場所が提供されていましたが、開設時間が18時までであることや、夏休みや冬休みなどの長期休業中や土曜日の開始時間が9時からであるため、日中働く親にとって若干使いづらくなっていました。

キッズクラブでは、学校のある平日は放課後から19時まで開設され、土曜日や長期休業中は8時30分から19時まで利用が可能です。また、運営主体は、はまっ子ふれあいスクールではPTAや地域の人などで組織された「運営委員会」が担っていますが、キッズクラブはNPO法人や学校法人、株式会社などが行う形に変わります。

一方、キッズクラブでは17時以降の利用に際しては、別途料金を支払う必要があります(月5000円または1回800円など)。

下田町4丁目にある下田小学校

下田町4丁目にある下田小学校

下田小学校では、現在の「はまっ子ふれあいスクール」において全児童の7割が利用登録を行っており、市内でも高い登録率となっています。放課後の居場所に対するニーズは強いものとみられます。

横浜市では、2017年春から36校でキッズクラブを開設することにともない、下田小学校などでNPOや学校法人、株式会社などの運営主体を公募しています。今月26日(木)に事業者向けの説明会を行うほか、6月30日(木)には下田小学校での現場見学会も実施する予定です。

なお、運営主体が新たに決定した場合でも、現在のはまっ子ふれあいスクールのスタッフ(下田小学校の場合は10名)を原則として雇用することとしています。

【関連記事】

小学生の放課後を預かる「学童保育」、日吉地区の2施設が12月に説明会(2015年11月24日、下田小学校の校区内には「はまっ子ふれあいスクール」とは別に、放課後の居場所として小学校の近くで「下田学童保育所」<放課後児童クラブ>が長年にわたって運営されています)

【参考リンク】

「放課後キッズクラブ」についての解説(横浜市)

平成29年春開設 横浜市放課後キッズクラブ 運営法人募集説明会・現場見学会の開催について(横浜市、各小学校の詳細情報あり)

港北区内における「放課後児童育成事業」の一覧PDF、港北区、「放課後キッズクラブ」と「はまっ子ふれあいスクール」、「放課後児童クラブ」のすべてを紹介)


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