横浜市は地震発生時に火災の危険度が高い地域を対象に、「感震(かんしん)ブレーカー」の設置を促しています。今年(2016年)二度目となる補助金の受付が9月15日から始まっており、インターネットからの申し込みもできるようになりました。日吉と綱島と高田では、4つの地域が対象となっています。
感震ブレーカーは、大きな揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断するもので、地震火災対策に有効とされます。横浜市では火災による被害の軽減を図るべき対象地域の住宅に対し、感震ブレーカーの設置費用を最大で2分の1を補助する取り組みを実施中です。
市は地震時の火災危険度を6段階で示す(1~3と「4マイナス」「4プラス」と5)指標を公開しており、日吉・綱島・高田では、日吉本町4丁目が危険度ランクで「2」とされ、綱島西5丁目と高田東1丁目、高田東4丁目の3地域が「3」に位置付けられています。
いずれも危険度が著しく大きい地域ではありませんが、大きな地震はいつ起こるかは分かりません。4地域内に住宅を所有する個人に限り、感震ブレーカーの設置費用の半額が補助されますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
※見出し左の画像は横浜市の「地震火災対策リーフレット」(PDF)より
【関連記事】
・<日吉本町4、綱島西5、高田東1・4丁目>震災時の火災対策で「感震ブレーカー」に補助(2016年5月12日)
・<日吉・綱島・高田>30年以内に震度5弱~5強の揺れに見舞われる確率は「ほぼ100%」(2016年6月12日)
【参考リンク】
・平成28年度感震ブレーカー等設置推進事業補助金(第2次)について(横浜市、2017年1月31日まで)