きのう(2016年9月)12日(月)22時過ぎ、慶應義塾大学日吉キャンパス内にパトカーや消防車など10台以上が出動し、多数の警察官によって生協食堂などがある食堂棟が封鎖される騒ぎがありました。
建物内で何らかの破壊行為が行われた模様で、コンクリートブロックが投げ込まれガラスが割られたり、トイレでボヤがあったりしたとの話もあります。「爆破予告のようなものがあったらしい」と明かす人もいました。
日吉キャンパス内には22時過ぎから港北警察署などのパトカーや覆面パトカーなどが続々と到着し、イチョウ並木の片側を警察車両で埋め尽くすものものしい雰囲気。食堂棟の周りは全面的に黄色いテープで規制線が貼られ、そのなかには、制服の警察官だけでなく、刑事や鑑識とみられる警察関係者が次々と入っていく姿が見られました。
なお、消防車は同キャンパスに近接する日吉消防出張所から「はしご車」などが出動し、計3台が現場に50分ほど待機していましたが、消火活動は行っていません。救急車の出動も見られませんでした。
食堂棟の隣にある来往舎の研究室にいた学生は、「食堂棟の建物内は電気も消えていて、学生もいないようで、それほど大きなことが起きている様子もないのに、下に降りてきたら警官だらけで驚いた」と話していました。
<2016年9月13日(火)13時24分 追記>
翌日13日は生協食堂などの食堂棟は通常通り営業しており、外からはガラスが割れているなどの破損も見られませんでした。なお、1階男子トイレの奥側の個室が1室封鎖されており、付近の床には何らかの破片と、黒い炭のようなものが残っているのが確認できました。
【参考リンク】
・日吉キャンパスガイド(慶應義塾大学)