綱島SSTに慶應大学が参入、米アップル研究所の隣に約160室の「国際学生寮」 | 横浜日吉新聞

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綱島東4丁目のパナソニック工場跡地「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)のまちづくりに慶應義塾大学が参画し、敷地内に国際学生寮を建設する計画を発表しました。

アピタ横浜綱島店とアップル研究所の間に建てられる慶應の国際学生寮

アピタ横浜綱島店とアップル研究所の間に建てられる慶應の国際学生寮(横浜市発表の資料に場所を追記、クリックで拡大)

この学生寮は、大型スーパー「アピタ綱島日吉店」と米アップル研究所「綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)」の間に建設され、162室を設け、2018年3月の開館を予定しているといいます。建築はパナホームが行い、建物はサンオータスが所有し管理運営は共立メンテナンスが担う形となります。

また、綱島SST内ではエコなまちづくりを行う観点から、入寮者の日吉キャンパスまでの交通手段として、シェア自転車のシステムを設ける構想もあるといいます。

「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)への参画について発表する慶應義塾大学の岩波敦子常任理事

「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)への参画について発表する慶應義塾大学の岩波敦子常任理事

2016年3月28日の記者会見で慶應義塾大学の岩波敦子常任理事は、「国際交流や地域交流の場としても活用し、日吉と綱島の発展に貢献できればと考えている」と話していました。

なお、慶應大学は今後、綱島SSTのまちづくりを担う「Tsunashima SST協議会」(代表幹事:パナソニックと野村不動産)において、“アドバイザリ”という立場で参画していくことになります。

【関連記事】
日吉5丁目の西松建設寮、慶應大学の「日吉国際学生寮」として建て替え中(2016年2月9日)

【参考リンク】
「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」に国際学生寮を新設(2016年3月28日、慶應大学)


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