日吉駅前エリアで警察と連携し「路上看板」の指導を強化、土木事務所が表明 | 横浜日吉新聞

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日吉駅前商店街の様子

日吉駅前エリアの道路上に置かれた「路上看板」に対する指導が強化されそうです。横浜市の「市民の声」に投書された意見を契機に港北土木事務所が現場を確認し、「今後、警察と連携して道路上に看板を設置している商店に対して指導を行います」と表明しています。

日吉駅前商店街の様子

この市民意見は先月(2016年9月)に「日吉駅周辺の環境が悪すぎます。電柱の地中化や過度な道路標識の撤去、商店街の歩行者天国化など、駅前のインフラの整備をお願いします」との内容で投書されていました。

これに対し同土木事務所は「日吉駅周辺は様々な課題があり対応に苦慮しているところです」とし、「まず、商店が道路上に設置している看板の問題を解決したいと考えております」と回答。そのうえで、「これまでも、警察と連携しながら商店に指導しておりますが、十分な成果が出ているとは言えない状況」といい、現場を視察したところ、多くの商店が道路上に看板等を設置していることを確認。指導強化の方針を示したものです。

横浜市が発行している「屋外広告物条例のてびき」によると、「道路や道路の付属物(電柱、街灯柱、ガードレール等)、街路樹等に、はり紙、はり札、立看板等を表示又は設置する広告物等は、良好な景観を損なうだけでなく通行などの障害にもなりますので、公共的な目的又は公衆の利便に供する目的でどうしても必要な場合以外は、絶対に表示又は設置をしないでください」としています。

【関連記事】

住民「バスが通るうえ狭い浜銀通りを広く」→ 港北区「土地が無く非常に困難」(2016年9月7日)

【参考リンク】

横浜市都市整備局「屋外広告物」に関する解説ページ

横浜市「屋外広告物条例のてびき」PDF、2016年4月発行)※2021年10月版にリンク変更


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