障害者・要介助者の「移動」を支える綱島のNPO、1月末に運転者講習で担い手募る | 横浜日吉新聞

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移動支援を担う運転手が足りません。

綱島東4丁目に本部を置き、南日吉保育園近くの綱島西5丁目に事務局を持つNPO法人「鶴の仲間」(吉原修理事長)は、高齢者や障がいのある人外出を支援する担い手を養成する「支えあいの運転者講習」を今月(2026年)1月31日(土)に綱島東町自治会館(綱島東4)で開きます。

NPO法人「鶴の仲間」による「支えあいの運転者講習」は1月31日(土)9:00~17:30に綱島東町自治会館で行われる(主催者提供)

同団体は“鶴の仲間”という名称が示すように、もともと「県立鶴見支援学校(旧鶴見養護学校)」(鶴見区駒岡4)へ通う児童・生徒らの移動を担う団体として2000(平成12)年に活動を始めました。

その後、綱島へ拠点を移し、北綱島特別支援学校(綱島西5)へ通う医療的ケアが必要な児童・生徒らの送迎を支えるとともに、横浜市による「横浜障がい者ガイドボランティア事業」の取扱団体として障害者の移動支援活動を展開。2023年には「福祉有償運送」にも乗り出しました。

鶴の仲間は障害者の通学や移動の支援を担っている(同会提供)

福祉有償運送は、タクシーを利用することが難しい介助が必要な人を対象に、その輸送を市町村や非営利団体が有償で担う制度で、高齢化の進展で「ニーズが増えています」(鶴の仲間)。

鶴の仲間ではリースも含め3台の車と十数人の運転手で北綱島特別支援学校への送迎と障害者の移動支援、さらに福祉有償運送と3つの柱で輸送を担っていますが、通学や施設へ向かうと、帰宅する15時以降の夕方などに利用が集中。ニーズに応えるため、車と運転手を懸命にやりくりして確保している状況だといいます。

24時間テレビ「愛は地球を救う」から福祉車両の寄贈を受けて助かっているという(同会提供)

また、近年は定年の延長もあって運転の担い手が不足しており、運転者の年齢を77歳を上限としているため、既存スタッフの高齢化も課題となっています。

今回、新規に移動・外出支援の担い手を募集する「運転者講習」を新たに企画したもので、「地域の支えあいによる移動支援を維持するため、力をお貸しいただければ」(同)と参加を呼びかけています。

運転者講習は1月31日(土)にアピタテラス横浜綱島に近い綱島東4丁目の綱島東町自治会館で9時から17時30分まで実施。問い合わせはNPO法人鶴の仲間の公式サイトか電話などで。

1月31日(土)に行われる「支えあいの運転者講習」の詳細(主催者提供)

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錦が丘・富士塚・大豆戸などを走る、15年目「菊名おでかけバス」の利用者が増加中(新横浜新聞~しんよこ新聞、2025年6月5日、菊名エリアの移動を支える団体が今回の講習会をサポート)

【参考リンク】

NPO法人「鶴の仲間(つるの仲間)」(本部は綱島、活動の動画など)


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