<イオン新吉田>市が初の防災イベント、トイレ車両やスタンプラリー、AED講習も | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

能登半島から戻った「トイレトレーラー」がイオン新吉田店に初登場、スタンプラリーやAED講習で“防災”を誰もが学べるイベントを目指します。

横浜市総務局は、今月(2025年)9月21日(日)10時から15時まで、イオン新吉田店(新吉田8)での「防災イベント」を初めて開催します。

9月21日(日)10時から15時まで横浜市が「防災イベント」を初開催するイオン新吉田店

9月21日(日)10時から15時まで横浜市が「防災イベント」を初開催するイオン新吉田店(イメージ)

イオン株式会社(千葉県美浜区)と横浜市が、東日本大震災が発生した翌年の2012(平成24)年5月に、災害支援に関することも含む「包括連携協定」を締結。

昨年(2024年)4月に、同じ宮内新横浜線沿いに位置する「イオンスタイル横浜高田」(そよら横浜高田内、高田西1)がオープン。運営会社のイオンリテール株式会社(千葉県美浜市)が、港北区と地域防災力の強化を目的とした協定を締結した後、洪水時の被害を想定した近隣住民に向けた「避難体験会」を実施するなど、災害対策を強化している同社の動きもあり今回の実施に至ったといいます。

<small>横浜市総務局によると一般の方や民間企業に防災イベントにもっと参加してもらいたいとの意図で「大型商業施設」で実施するといい、今回は“自助”のための「在宅避難」や個人での「備蓄」を呼び掛けるイベントとして行われる(イオン新吉田店のサイト)</small>

横浜市総務局によると一般の方や民間企業に防災イベントにもっと参加してもらいたいとの意図で「大型商業施設」で実施するといい、今回は“自助”のための「在宅避難」や個人での「備蓄」を呼び掛けるイベントとして行われる(イオン新吉田店のサイト)

今回のイベントでは、「見る・知る・触る・体験する」をテーマに、特に子どもや子育て世代を中心に、在宅避難個人備蓄の重要性を広く伝える内容を予定しています。

「見る」コーナーでは、2023年5月から横浜市に民間企業からの寄付があり導入、翌2024年1月に発生した「能登半島地震」の被災地でも約1年間にわたり活躍したという「災害用トイレトレーラー」や、消防車両の「ポンプ車」駐車場に登場します。

能登半島地震でも約1年間にわたり現地で使われた「トイレトレーラー」が登場。旭区の資源循環局の拠点からけん引して運ばれてくるという

能登半島地震でも約1年間にわたり現地で使われた「トイレトレーラー」が登場。旭区の資源循環局の拠点からけん引して運ばれてくるという

「トイレトレーラー」は、車でけん引することができる特殊な車両となっており、必要なタイミングで必要な場所に設置できるこの移動式の仮設トイレの購入費用は1台あたり約2300万円といいます。

市では、昨年度(2024年度)予算でもその必要性を認識したこともあり、もう1台購入手配中とのことで、その存在を確認するだけでも災害対策として価値があるといえそうです。

また、「知る・触る」コーナーとして、「ローリングストック〜商品を探せ!防災グッズ スタンプラリー」を開催。

イオンでは先月(2025年)8月からプロレスラーの蝶野(ちょうの)正洋さんをアンバサター(代表、大使といった意味)に起用し「イオンの防災“いざ活”」としての防災推進活動をスタートしたばかり(写真は特設サイト)

イオンでは先月(2025年)8月からプロレスラーの蝶野(ちょうの)正洋さんをアンバサター(代表、大使といった意味)に起用し「イオンの防災“いざ活”」としての防災推進活動をスタートしたばかり(写真は特設サイト)

買いそろえた食品などを順番に使いながら新たに買い足していく「循環型備蓄」という考え方の「ローリングストック」について知り、実際に商品を触ることでの意識の啓発を促す取り組みとしても注目を集めそうです。

「体験する」コーナーでは、事前申込不要の「AED救助体験コーナー」を設置。10時30分からと12時30分、14時30からの計3 回、店舗のスタッフと一緒に、来店客や地域住民を対象としたAED(自動体外式除細動器)の使用方法を学ぶ講習会を店内で行う予定です。

港北区でも区内の全ての地域防災拠点に指定されている小中学校(全29拠点)に素早いトイレ確保を目的とした「トイレスターターキット」を配備したばかり(港北区提供)

港北区でも区内の全ての地域防災拠点に指定されている小中学校(全29拠点)に素早いトイレ確保を目的とした「トイレスターターキット」を配備したばかり(港北区提供)

「幅広い世代の皆さまにご参加いただけるよう、体験型コーナーや展示などを通じて、防災への理解と備えを促進します。奮ってご参加ください」と、イベントの企画を行った市総務局地域防災課の担当者は、開催当日の多くの来場を広く呼び掛けています。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

港北区とイオン高田が“早渕川の洪水”を想定、初の「避難体験会」で対策呼び掛け(2024年12月18日)

<能登半島地震>被災地の状況伝える、綱島駅前の薬剤師が救援活動で訪問記(2024年2月15日)※「災害時トイレ」対策の重要性を呼び掛ける

岩手・釜石の“語り部”招き教訓伝える、新横浜の恒例「防災イベント」で備えを(2024年8月30日)

スポーツを楽しみ防災を学ぶ、高田中学校が会場「ふれあい祭り」は体育館で(2025年9月17日)※7月に発生したマンホール蓋の飛散事故についても掲載

保育士と一緒に遊び相談できる「にこにこ広場」、イオン新吉田で初開催も(2025年6月17日)

【参考リンク】

防災イベント@イオン横浜新吉田店を開催します!(横浜市記者発表資料〜総務局地域防災課)

災害時における避難所のトイレ対策~港北区内の全ての地域防災拠点に「トイレスターターキット」を配備しました!(横浜市記者発表資料〜港北区総務課)

株式会社三協様からご寄附いただきます~「災害用トイレトレーラー」をお披露目~」(横浜市記者発表資料〜資源循環局街の美化推進課)

イオン株式会社(横浜市政策経営局共創推進課)※「包括連携協定」締結についてなど

イオン新吉田店公式サイト


カテゴリ別記事一覧