週末にピアノと古楽演奏を楽しむ、慶應・藤原ホールで2025年「日吉音楽祭」 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

今年度(2025年度)も慶應日吉キャンパスの音楽学研究室が始動。「日吉音楽祭」として、ピアノや古楽の響きを地域の人々にも演奏会を開放します。

慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)と同大学日吉音楽学研究室(日吉4)は、あす(2025年)7月12日(土)と13日(日)の2日間、2つのプログラムによる演奏会「日吉音楽祭2025」を、日吉キャンパス内「藤原洋記念ホール」(協生館内・東急東横線・目黒線 横浜地下鉄グリーンライン日吉駅徒歩約1分)で開催します。

あす(2025年)7月12日(土)と13日(日)の2日間、2つのプログラムによる演奏会「日吉音楽祭2025」の案内ポスター

あす(2025年)7月12日(土)と13日(日)の2日間、2つのプログラムによる演奏会「日吉音楽祭2025」の案内ポスター(慶應義塾大学日吉音楽学研究室提供)

まず、あす(2025年)7月12日(土)14時から18時まで開かれる「室内楽・ピアノマラソンコンサート」は、14時から16時20分頃まで開催(13時30分開場)。

同大学の学生一貫校の生徒教職員が演奏を披露するスタイルで実施されてきた演奏会となっており、最多出演者は11回出演という卒業生と現役大学生の2人も参加する予定です。

慶應義塾大学日吉キャンパス・協生館内に「日吉の街」に音楽の潤いをもたらす「藤原洋記念ホール」がある(2025年6月)

慶應義塾大学日吉キャンパス・協生館内に「日吉の街」に音楽の潤いをもたらす「藤原洋記念ホール」がある(2025年6月)

小学生から、8回出演したという名誉教授という幅広い世代の人々が演奏を披露するとのことで、「世界的なコンクールで優勝している学生や生徒も出演しているため、演奏が本当に素晴らしく、聞きごたえがあります。ぜひとも会場でお聴きいただければ」と、同研究室の平山香織さんは多くの来場を呼び掛けます。

当日は、シューベルトやショパン、リストやブラームス、プロコフィエフなどによるピアノ作品を披露する予定とのことです。

あさって(2025年)7月13日(日)14時から開催「慶應義塾大学古楽アカデミー・室内アンサンブル演奏会」の案内ポスター。「日吉音楽祭2025」のポスターとともに平山香織さんがデザイン・イラストを担当。時を刻む鳳凰(ほうおう・火の鳥)のイメージで描いたとのこと(慶應義塾大学日吉音楽学研究室提供)

あさって(2025年)7月13日(日)14時から開催「慶應義塾大学古楽アカデミー・室内アンサンブル演奏会」の案内ポスター。「日吉音楽祭2025」のポスターとともに平山香織さんがデザイン・イラストを担当。時を刻む鳳凰(ほうおう・火の鳥)のイメージで描いたとのこと(慶應義塾大学日吉音楽学研究室提供)

また、翌13日(日)14時から16時40分頃まで(13時30分開場)開催予定の「慶應義塾大学古楽アカデミー・室内アンサンブル演奏会」は、同大学の授業の一環として行われる恒例の演奏会となっており、「バロック後期器楽作品の混合趣味」をテーマに設定しています。

18世紀前半に活躍した、ドイツ、フランス、およびイタリアの作曲家たちが、自国だけでなく他国の音楽のスタイルを自身の作品に取り入れていたかを探求していくというようなプログラム構成となっています」と平山さん。

今回の「慶應義塾大学古楽アカデミー・室内アンサンブル演奏会」についても、石井明教授による恒例の動画解説を行っている

今回の「慶應義塾大学古楽アカデミー・室内アンサンブル演奏会」についても、石井明教授による恒例の動画解説を行っている(YouTube動画サイト)

バッハやヘンデル、テレマンやヴィヴァルディなど、一般的に知られている作曲家の作品のみならず、当時活躍した音楽家による“隠れた名作”も演奏する予定とのことで、「18世紀は木管楽器が台頭する時代。バイオリン中心の作品だけでなく、管楽器を含む室内楽曲も披露する予定です」と、石井明教授が3種類の楽器を奏でながらの演奏も披露する予定とのことです。

当日は「ピリオド楽器」と呼ばれる古楽器やバロック時代後期の「器楽作品」にフォーカスした、18世紀のドイツやフランス、イタリアの風情を感じられるかの演奏会を満喫できる貴重な機会となりそうです。

藤原洋記念ホールは2008(平成20)年8月に完成。コンサートホールとしての優れた響きを有する施設として建設された。内装は木のぬくもりを感じる穏やかで暖かい雰囲気(ホール公式ページより引用・写真は管楽器演奏=現代楽器のイメージ)

藤原洋記念ホールは2008(平成20)年8月に完成。コンサートホールとしての優れた響きを有する施設として建設された。内装は木のぬくもりを感じる穏やかで暖かい雰囲気(ホール公式ページより引用・写真は管楽器演奏=現代楽器のイメージ)

両日共、入場無料(事前申込不要)、ピアノや古楽というデリケートな音量での音色を奏でるコンサートの特性から、開催主旨や楽曲の理解ができる年代層からの入場が可能。動画サイトでのライブ配信も予定しています。

「古楽演奏会」については、恒例となった石井教授自らによる解説動画も配信しており、事前に閲覧することで演奏会をより深く楽しむことができそうです。

【関連記事】

・【過去開催】実践的授業で学べる日吉音楽学研究室、新春も藤原ホールで3公演(2020年1月14日)

【参考リンク】

【HAPP企画】日吉音楽祭2025《室内楽・ピアノマラソンコンサート》慶應義塾大学古楽アカデミー・室内アンサンブル演奏会《バロック後期器楽作品の混合趣味》(慶應義塾大学教養研究センター)

慶應義塾大学 日吉音楽学研究室の公式サイト ※演奏会情報や「告知解説・ライブ配信」動画へのリンクも

協生館へのアクセス(慶應義塾大学)


カテゴリ別記事一覧