港北区で最大規模の「ダイソー」開店、樽町“Tプラッツ”のユニクロ跡に

公開日：2021年12月03日
04_ロードサイド, 05_生活サービス, 08_樽町・大曽根エリア, 綱島東1～6丁目, 綱島西（綱島台・綱島上町） 100円ショップ • T-PLATZ • Tプラッツ • ダイソー • ダイソーT-PLATZ綱島店 • ユニクロ綱島店 • 住友倉庫 • 大綱橋 • 川崎町田線 • 新規オープン • 樽町2 • 樽町中央 • 開店情報

港北区でもっとも大きいダイソーとなりました。100円ショップ「ダイソー（DAISO）」を運営する株式会社大創産業（広島県東広島市）は、きょう（2021年）12月3日（金）に樽町2丁目の商業ビル1階で「T-PLATZ（ティープラッツ）綱島店」を開店し、988平方メートル（299坪）の店内に2万5000から3万アイテム（品目）を揃える大型店として、9時から20時まで営業を始めています。

ユニクロ綱島店の跡にオープンした「ダイソーT-PLATZ綱島店」

「ユニクロ綱島店」（9月26日閉店）の跡にオープンしたT-PLATZ綱島店は、食品や文具、家庭雑貨といった定番アイテムをはじめ、行楽・レジャー用品や電気関連用品など大型店ならではの幅広い品揃えが特徴です。

また綱島寄りの出入口付近には、ダイソーによる300円ショップ「THREEPPY（スリーピー）」も併設。

988平方メートルの店内には2万5000から3万アイテムを揃える

「ダイソーは主に30代から40代の女性を意識した商品を多く揃えていますが、T-PLATZ綱島店ではファミリー層の来店を意識し、在宅ワークやアウトドア・BBQなど“お父さん”にも興味を持ってもらえるようなコーナーも用意しました」と同社店舗運営本部で神奈川エリアを担当する市葉真人さんは話します。

中・小型店のダイソーと比べ、ゆったりとした通路スペースを確保し、小さな子ども連れのファミリーも買物がしやすい環境づくりにも配慮。また、T-PLATZへの出店に際しては、来店者の駐車料金が無料となっている点も大きな要素だったといいます。

食品コーナーも大きくスペースが取られている

港北区内でダイソーは、日吉東急店（日吉2＝小型）や大倉山駅前店（大倉山2＝小型）、エスポット新横浜店（北新横浜1＝標準）と、同じ道路沿いの鶴見区駒岡でもイオン駒岡店（小型）を出店していますが、いずれも同社の基準で中・小型店という位置付け。

周辺の大型店は、T-PLATZ綱島店が初めてで、港北区内では最大の広さを持つことになりました。

通路や商品棚の間隔が広い

今回、ダイソーが出店したT-PLATZ（ティープラッツ）は、綱島駅東口から大綱橋を経由して徒歩約10分、県道40号「川崎町田線」沿いに位置。

株式会社住友倉庫（大阪市北区）が2002（平成13）年に約8500平方メートル超の物流倉庫跡に設けた賃貸用商業ビルで、名称の「T」は樽町と綱島、「PLATZ（プラッツ）」はドイツ語で広場を意味しているといいます。

住友倉庫が2002年にオープンした商業ビル「T-PLATZ（ティープラッツ）」は綱島駅東口から徒歩約10分、川崎町田線沿いの樽町2丁目に位置する

4階建てのビル内には、ボウリング・アミューズメント施設の「ラウンドワン横浜綱島店」（1階）や「朝日スポーツクラブ綱島」（2階）、焼肉バイキングの「すたみな太郎横浜綱島店」（2階）と、複数のクリニックが入っており、別棟には「サイゼリヤ綱島樽町店」も営業。敷地内には350台分以上分の駐車場を備え、いわゆる“ロードサイド型の商業施設”となっています。

なお、日吉・綱島・樽町周辺エリアでの100円ショップは、業界最大手のダイソー以外に「セリア（Seria）」がパデュ広場近くの綱島店（綱島西2）とトレッサ横浜店（南棟3階）を置き、「キャンドゥ（Can Do）」はイトーヨーカドー綱島店（4階）とアピタテラス横浜綱島店（2階）を展開。また、樽町3丁目の商業施設「ライフガーデン綱島」の2階では株式会社ワッツが運営する「ミーツ（meets.）」を営業中です。

＜参考情報＞