横浜ビーコルはCS準決勝で敗れる、「悔しい経験はチームの財産」 | 横浜日吉新聞

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来季につながる「ベスト4」です。

Bリーグの「チャンピオンシップ(CHAMPIONSHIP=CS)」で準決勝(セミファイナル=2勝先勝方式)に進出していた横浜ビー・コルセアーズ(横浜ビーコル)は、今月(2023年)5月20日・21日に沖縄県沖縄市で「琉球ゴールデンキングス」に連敗し、決勝戦への進出はなりませんでした。

準決勝(セミファイナル)の結果、敵地で横浜ビーコルが連敗し決勝へは進出できなかった(Bリーグ公式サイトより)

会場に詰めかけた8500人超のほとんどが琉球ゴールデンキングスを応援する“完全アウェー”という環境のなかで行われた準決勝。

20日の初戦は第3Q(クォーター)に横浜ビーコルが一度は追い付いたものの、第4Qに引き離されて70対86で落とし、翌日の第2戦に挑みます。

絶対に負けられない第2戦、前日は18分超の出場にとどまっていた河村勇輝選手(#5、PG=ポイントガード)がCSでは初めて先発メンバーとして出場。

河村選手(左2人目)はリーグ戦終盤に足を負傷し、CSは時間を制限しながらの出場だった(5月14日)

第2Qまでわずかにリードを保ち、同点で迎えた最終の第4Qも一進一退の接戦を続けましたが、中盤からわずかに引き離されて追い付くことができず、84対88の4点差で惜敗し、準決勝で敗退となりました。

青木勇人(たけと)ヘッドコーチは「チームとしてポストシーズン(CS)は素晴らしい一歩だったと思うし、ここで悔しい経験をしたことはチームにとっての財産」と総括します。

今シーズンの目標だったCS進出は果たし、準決勝まで進んで「ベスト4」まで残れたことは来季につながりそうだ(5月14日)

キャプテンとしてチームを引っ張ってきた森井健太選手(#18、PG)は「セミファイナルで負けるという経験をこれからどう活かしていけるかというのは自分たち次第。またファン・ブースターと共に戦っていきたい」と次のシーズンに目を向けました。

なお、横浜ビーコルは5月28日(日)にファンクラブの会員向けに今シーズンの報告などを行うイベントを都筑公会堂(都筑区茅ケ崎中央)で予定しています。

【関連記事】

横浜ビーコルが連勝し「CS準決勝」進出、5月20日から敵地で琉球と決戦(2023年5月15日)

横浜アリーナの「Bリーグファイナル」に最多観客、琉球が悲願の日本一(新横浜新聞~しんよこ新聞、2023年5月29日、琉球が日本一となった)リンク追記

【参考リンク】

5月20日(土)CS第1戦「琉球ゴールデンキングス」戦のレポート(横浜ビー・コルセアーズ)

5月21日(日)CS第2戦「琉球ゴールデンキングス」戦のレポート(横浜ビー・コルセアーズ)


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