【2022年12月の記事です】日本ラグビーの頂点に位置するリーグの試合が今シーズンも横浜市内で予定され、川崎市中原区の「等々力陸上競技場」も初めて試合会場となりました。
プロ化を見据えて今年(2022年)1月にスタートした新リーグ「ジャパンラグビー・リーグワン(LEAGUE ONE)」が2シーズン目を迎え、今週12月17日(土)に開幕します。
リーグワンは、かつて「トップリーグ」と呼ばれていたラグビーの社会人リーグを再編して発足。初となるシーズンを今年5月に終えており、今回が2シーズン目となります。
新リーグでは、各チームが「ホストエリア」と呼ばれる活動拠点を設定しており、かつて東京都町田市などを本拠地としていた「キヤノンイーグルス」がこれを横浜市に移し、「横浜キヤノンイーグルス」とチーム名を変えて参戦。
前シーズンは日産スタジアムで2試合、神奈川区の「ニッパツ三ツ沢球技場」でも2試合を行っており、今季もニッパツ三ツ沢球技場で3試合(12月13日時点)を予定しています。(※12月14日追記:日産スタジアムでも1試合が決まりました)
一方、現時点で川崎市をホストエリアとするチームはないものの、東芝を母体とする「東芝ブレイブルーパス東京」(旧通称「東芝府中」)は、母体の東芝が川崎市と縁が深いことから同市内を「フレンドリーエリア」として新たに設定。
来年(2023年)1月7日(土)には中原区の等々力陸上競技場で初の主催試合(ホストゲーム)を行う予定です。
4月まで各チーム16試合のリーグ戦
今季のリーグワンは国内の23チームが参加し、3つのディビジョン(区分)に分かれた3部制によって、12月17日(土)から来年(2023年)4月23日(日)までリーグ戦が行われます。
最上位の「ディビジョン1」には、横浜キヤノンイーグルスや東芝ブレイブルーパス東京、前年日本一の「埼玉パナソニックワイルドナイツ」など12チームが参加。
各チームが16試合ずつ戦い、上位4チームがプレーオフトーナメントに進出し、5月20日(土)の決勝戦で日本一を決めるスケジュールとなっています。
前年6位だった横浜キヤノンイーグルスは、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表を苦しめた南アフリカ代表のファフ・デクラーク選手(SH=スクラムハーフ)を今年獲得し、初のプレーオフ進出を狙います。
前年4位の東芝ブレイブルーパス東京は、W杯で活躍したリーチマイケル選手(NO8=ナンバーエイト)が健在で、プレーオフトーナメント1回戦で敗退した前シーズンの雪辱を果たしたいところです。
横浜市内と川崎市内での試合予定は次の通り。なお、4月15日(土)の試合は神奈川県内で開催される予定ですが、現時点で会場が未定となっています。(※12月14日追記:会場が日産スタジアムに決まりました)
横浜・川崎市内での「リーグワン」試合予定
▼12月18日(日)ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川区)
▼2023年1月7日(土)等々力陸上競技場(中原区)
- 東芝ブレイブルーパス東京 vs 静岡ブルーレヴズ【詳細】
▼2023年1月21日(土)ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川区)
▼2023年2月4日(土)ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川区)
▼2023年4月15日(土)日産スタジアム(港北区)
【関連記事】
・あのデクラーク選手が「横浜」入団、日産スタジアムにファン招き会見(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年7月22日)
・【前シーズン記事】横浜のラグビー開幕、日産スタジアムで「キヤノンイーグルス」快勝(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年1月17日、横浜でリーグワン初の試合)
【参考リンク】
・横浜キヤノンイーグルスの公式サイト(横浜市内で3試合を予定)
・東芝ブレイブルーパス東京の公式サイト(等々力陸上競技場で1試合を予定)
・ジャパンラグビー・リーグワン(JAPAN RUGBY LEAGUE ONE)(リーグの総合情報)