警察音楽隊やご当地ヒーローも来館――3年ぶりの大型イベントで、地域での「防犯」を力強く呼び掛けます。
横浜市市民局と神奈川県警察本部は、先週末(2022年)10月15日(土)、トレッサ横浜(師岡町)北棟2階リヨン広場で、第7回「子どもあんぜんフェスタ2022」を開催。
港北警察署と港北防犯協会も、同日午前に、トレッサ南棟イベント広場で「特殊詐欺撲滅キャンペーン」をおこないました。
いずれも、神奈川県の「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」により定められた10月11日から10月20日までの「安全・安心まちづくり旬間」にともなう催しとして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け3年ぶりに開催。
北棟リヨン広場には、ご当地ヒーロー「横浜見聞伝スター・ジャン」が来訪しての防犯ショーや「おおだこポリス子ども安全スクール」、白バイ、ミニパトカーやミニ消防車の乗車体験、警察官と消防士の制服を着用する「なりきり体験」もおこなわれ、早い時間から多く家族連れが来訪し、人気コーナーでは長い列も見られるなどの賑わいが見られました。
表彰ポスターの区内各所での掲示で「詐欺撲滅」を
南棟でおこなわれた港北警察署と港北防犯協会でのキャンペーンでは、神奈川県警察音楽隊による演奏やカラーガード隊との「おおだこポリス」の実演、区内で活動する防犯指導員らによる啓発チラシ・物品の配布を実施。
港北警察署のキャラクター「ぽのちゃん」も登場し、会場を盛り上げたほか、横浜芸術高等専修学校(大豆戸町)の生徒が描いた防犯ポスターデザインのコンテスト表彰式もおこなわれ、最優秀賞に選ばれた望月優香さんと同校校長の福谷美佐子さんが、田村淳一港北警察署長から、また優秀賞となった住永優芽さんと竹内マヤさんが、港北防犯協会の川島武俊会長から、それぞれ表彰状を受け取っていました。
今回の受賞作品により制作されたポスターは、区内の公共施設や高齢者施設などに配布・掲示される予定となっており、学生たちにより生み出された作品の「パワー」がトレッサを飛び出し区内全域に広がることで、特殊詐欺が1件でも減りなくなることが望まれます。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・「ヨコハマ安全・安心まちづくり2022」(横浜市の記者発表資料)