【港北警察署からお知らせ】港北区の「還付金詐欺」被害が激増しています | 横浜日吉新聞

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【港北警察署からお知らせ】神奈川県警港北警察署(大豆戸町、田村淳一署長)より、「還付金詐欺」の被害が激増していることから、横浜市港北区周辺に住まう皆さんへのお知らせとしての情報提供を下記掲載いたします。

港北警察署より

還付金詐欺やオレオレ詐欺を防ぐための防犯ポスターデザインコンテストを「横浜芸術高等専修学校」(大豆戸町)と実施し区内各所に掲示するなど注意を呼び掛けている

還付金詐欺やオレオレ詐欺を防ぐための防犯ポスターデザインコンテストを「横浜芸術高等専修学校」(大豆戸町)と実施し区内各所に掲示するなど注意を呼び掛けている

2023(令和4)年中の港北区内における「特殊詐欺」の発生件数は、2022(同3)年から大きく増加し、105件(昨年比+47件)、被害総額は約1億8500万円でした(数値、金額はいずれも暫定値)。

特に増加したのは、「還付金詐欺」で、2023年中54件(昨年比+45件)の被害を認知しています。

還付金詐欺の手口

(1)区役所の職員などを騙(かた)り、「医療費の返還がある」「医療費の還付に関わる書類を送った」などと説明した上で、被害者が実際に使っている金融機関を聞き出す。

(2)聞き出した「金融機関」名を騙り、再度被害者に連絡し、「ATMで返金の手続きができるようにしている」などと説明し、被害者の携帯電話番号を聞き出すか、犯人側の電話番号を被害者に教えた上で被害者をATM機へ誘導する。

(3)被害者がATM機に到着したら、犯人は被害者と携帯電話で通話しながら、ATM機での入力方法を説明し、犯人が指定する口座へお金を送金させる。

上記の流れとなります。

区役所から医療費の返還に関する手続きを電話ですることはありません

また還付金がATM機で返還されることはありません

電話で医療費の返還還付金という内容の電話が来たら詐欺ですので、気を付けてください。

【関連記事】

港北区で急増する特殊詐欺、被害は女性が3.46倍「役所はお金を戻しません」(2022年9月13日)

【参考リンク】

神奈川県港北警察署のサイト(生活安全課)


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