神奈川県民の「県内旅行」を1000円~7500円引きに、"県民割"がスタート | 横浜日吉新聞

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箱根や湯河原、小田原方面への旅行に使える“県民割”が今月(2020年)10月1日から予約が始まりました。神奈川県が県民と県内に限定して始めた独自の観光振興策として、国の「GoToトラベルキャンペーン」と併用も可能(一部除く)で、今月8日(木)以降に出発する温泉旅行などに活用できそうです。

「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」の特設サイト

「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」は、国の交付金を活用し、総額10.5億円を投じて県内観光地の立て直しを図ろうとするもの。

県民に限定して、対象となっている旅行や宿泊などの代金を1000円から7500円を割り引くとの内容で、対象期間は10月8日から来年2月28日出発分まで。予算額に達した場合は早期終了の可能性もあるとのことです。

割引対象は神奈川県全域ですが、横浜市内や鎌倉市内、箱根エリアは、従来から旅行者の多い「定番観光地」として割引額が抑えられており、それ以外のエリアとなる川崎市内をはじめ、三浦半島や小田原・湯河原方面への旅行や宿泊時には割引額が高くなります。

県内のうち、横浜・鎌倉・箱根の3エリアは“定番観光地”という扱いで割引率が抑えられている(特設サイトより)

宿泊をともなう旅行の場合、横浜・鎌倉・箱根が1泊あたり1000円から5000円の割引となっているのに対し、それ以外のエリアは2500円から7500円を割引。日帰り旅行では横浜・鎌倉・箱根が1泊あたり1000円から3000円に対し、それ以外では1500円から5000円の割引と差が付けられています。

予約受付が始まった10月1日時点では、日本旅行や近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムなどが対象商品を掲載した特設サイトを開設し、割引となる宿泊プランやバスツアーなどの旅行商品を紹介。

このほか、県の公開資料では「Yahoo!トラベル」や「じゃらん」、「楽天トラベル」も対象商品を取り扱うとしているほか、実店舗では日吉駅の東急トラベルサロンや、トレッサ横浜のJTBと近畿日本ツーリストの店舗でも販売を行うとしています。

「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」の割引額、「定番エリア」は横浜・鎌倉・箱根が該当(特設サイトより)

割引のイメージは、たとえば横浜・鎌倉・箱根以外の県内旅行先(三浦半島や小田原・湯河原など)で、宿泊代金が1万5000円だった場合、まずはGoToトラベルで5250円(約35%)が引かれ、さらに「かながわ県民割」でも7500円が割引されるため、支払い額は2250円まで下がります。

さらにGoToトラベルでは、旅行先の買物時などに使える「地域共通クーポン」の約15%分(1万5000円の場合は2000円分)が付いてくるため、1泊1万5000円の宿泊代金に対し、“買物クーポン”分を考えれば実質「500円」で負担が済むようなケースも考えられます。

10月1日に特設サイトを設け、予約受付を始めた旅行会社も(日本旅行の特設サイトより)

予約開始日の10月1日時点で、すでに一部の旅行サイトでは対象商品が売り切れとなっているところもあったり、販売商品や販売場所もすべてで準備が整っていなかったりしていますが、今後は商品や販売場所が拡大するものとみられます。

来年2月までに神奈川県内での宿泊や旅行を考えている場合は、一度、対象商品を探してみてはいかがでしょうか。

なお、神奈川県による「かながわ県民割」以外にも、横浜市が独自に市内の宿泊費や日帰り旅行商品を割り引く「Find Your Yokohamaキャンペーン」を展開しており、こちらは横浜市民以外の利用時も割引が適用されます。

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10/1(木)から「GoTo」で15%の買物クーポン配布、新横浜など区内でも対応店(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年9月30日、「地域共通クーポン」について)

【参考リンク】

地元かながわ再発見(かながわ県民割)の特設サイト(神奈川県、2020年10月8日~2021年2月28日出発分)

・10月1日時点で「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」の対象商品を扱う予定のある旅行会社の特設サイト(日本旅行近畿日本ツーリストクラブツーリズム東武トップツアーズ小田急トラベル)※判明分のみ


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