子どもたちのために活用を、樽町企業が「除菌水」寄贈で県から感謝状 | 横浜日吉新聞

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樽町の企業が「子どもたちのために」と除菌水を寄贈、教育長から感謝状が送られました。

神奈川県教育委員会から贈られた感謝状を手に、樽町3丁目で全国チェーンの「車検のコバック横浜綱島店」をフランチャイズ運営する株式会社マルシンコマース社長の水柿敏雄さん

神奈川県教育委員会から贈られた感謝状を手に、樽町3丁目で全国チェーンの「車検のコバック横浜綱島店」をフランチャイズ運営する株式会社マルシンコマース社長の水柿敏雄さん

樽町3丁目で全国チェーンの「車検のコバック横浜綱島店」をフランチャイズ運営する株式会社マルシンコマースは、今年(2020年)3月から4月にかけての2度にわたり、同社が取り扱う除菌・消臭が可能な次亜塩素酸水「ジアムーバー酸化水」神奈川県教育委員会(中区日本大通)に初めて寄贈。

同教育委員会の桐谷(きりたに)次郎教育長が今月8月4日午後に同店を訪れ、新型コロナ「ウイルス感染症の防止対策としての寄贈を行ったことへの感謝状を贈呈しました。

新型コロナウイルス感染症の「第一波」の感染拡大が広がり、消毒液なども不足していた時期に寄贈を受けたこと、また「教育現場へ」との主旨での寄贈は数件の申し出のみ(県教育局保健体育課の担当者)だったこともあり、「深い感謝の意を伝えたい」との想いで桐谷教育長自ら同店に出向いたといいます。

感謝状は店内に掲示されている(株式会社マルシンコマース提供)

感謝状は店内に掲示されている(株式会社マルシンコマース提供)

同教育委員会によると、ジアムーバー酸化水は、3月26日に200リットル、4月27日には800リットルほかの寄贈を受けたといい、除菌を必要としていた県立高校や特別支援学校(養護学校など)に頒布(はんぷ)されたとのこと。

寄贈を行った同社社長の水柿敏雄さんは、「子どもたちのために、県立学校などで役立ててもらえればと寄贈を行いました」と、その“動機付け”となった子どもたちへの想いについて説明します。

樽町のバス通り沿いにある「車検のコバック横浜綱島店」では、「ジアムーバー酸化水」を事前予約制で販売している

樽町のバス通り沿いにある「車検のコバック横浜綱島店」では、「ジアムーバー酸化水」を事前予約制で販売している

2017(平成29)年から既にジアムーバー酸化水を取り扱っていたこと、また川崎市内の南部地域療育センター(川崎区)に製造機械を寄付、川崎市立学校約30校にも納入している実績も背景にあるといい、水柿さんは、「子どもたちにとっての安全面でも、アルコールなどでは消毒が難しい床などにも安心・安全に使用できることもあり、引き合いが増えています。ノロウイルスやインフルエンザ対策としても活用してもらえれば」と、これからも、特に冬場に向けての感染症対策を教育現場でよりしっかり行っていくための後押しをしたいと語ります。

コロナ禍で車検や修理を見直すためか「車検のコバック」への来店客も増えているという。「子どもたちの未来のために貢献していきたい」と水柿社長

コロナ禍で車検や修理を見直すためか「車検のコバック」への来店客も増えているという。「子どもたちの未来のために貢献していきたい」と水柿社長

子どもたちの存在は、この国、そして地域の宝物。これからも行政機関や学校、学童保育や幼稚園・保育園など、子どもたちがかかわる場所には積極的に寄付を続けていきたい」と、水柿さんは、地域社会を生きる子どもたちの未来への社会貢献の一環として、より安心・安全な学校や教育関連施設の感染対策を、より一層支援していく考えです。

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[PR]コバック綱島が「ジアムーバー酸化水」発売、店舗でも除菌や消臭に活用(2020年3月4日)※現在も、事前予約制(電話・メール・FAX申し込み)で販売を行っている

<コバック樽町>車の消臭に使える新開発の「除菌水」を発売、学校からの購入も(2019年2月14日)※現在の店名は「横浜綱島店」に。ジアムーバー酸化水を取り扱うまでの経緯も

日吉ゆかりの経営者が樽町で奮闘、港北区唯一の「車検のコバック」が2周年(2018年6月22日)※日吉や川崎方面にゆかりが深い水柿社長の経歴など

【参考リンク】

車検のコバック横浜綱島店のサイト(株式会社マルシンコマース)

車検のコバック横浜綱島店Facebookページ ※桐谷教育長の来店による感謝状の授与の投稿も

エコムーバー株式会社公式サイト ※ジアムーバー酸化水についてなど


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