“横浜市の端”に位置する「日吉・綱島・高田エリア」では、近隣の川崎市内や東京都内へ通勤・通学などで移動する機会が多いのが現状です。川崎市や東京23区では、新型コロナウイルスの感染患者数が行政区・特別区(23区)ごとに日々公開されており、鉄道やバスで往来が容易な地域の状況を知ることができます。【2020年4月16日0:05記事公開】※【4月17日22:30追記】最新の区別人数が公表されました。詳細は「新横浜新聞~しんよこ新聞」の記事をご覧ください。
日吉・綱島・高田から鉄道や路線バスを使えば一本で行き来が可能な川崎市の行政区と、東京都内の特別区における感染者の発生状況と、人口に占める感染者の割合をまとめました。
最新の発表日となるきのう4月15日(水)と比べ、最終発表日が区ごとに1日程度の違いはありますが、日吉エリアに接する川崎市中原区や幸区で、人口に占める感染者の割合が高くなっているのが現状です。
▼ 日吉・綱島・高田の沿線市区での感染者発生数
(※)感染者数はいずれも市・各特別区の発表による.
(※)23区の感染者数は、区民の数であることを明示している目黒区を除き、その区内で入院中など、他の区市町村在住者を一部含んでいる場合があるため、渋谷・目黒・世田谷・品川の各区における「人口に占める感染者の割合」は参考値としてご覧ください.
(※)各区の人口はいずれも2020年4月1日現在.
- 東京都渋谷区:94人(4月15日現在)【人口に占める感染者の割合:2,458人に1人】
(人口:231,043万人)(沿線駅:代官山、渋谷など) - 東京都目黒区:82人(4月14日現在)【人口に占める感染者の割合:3,447人に1人】
(人口:282,628人)(沿線駅:自由が丘、洗足、中目黒など) - 東京都世田谷区:215人(4月15日現在)【人口に占める感染者の割合:4,286人に1人】(人口:921,556人)(沿線駅:奥沢、※自由が丘駅は近接)
- 東京都品川区:94人(4月14日発表=東京都調査分)【人口に占める感染者の割合:4,307人に1人】(人口:404,823万人)(沿線駅:西小山、武蔵小山、目黒など)
- 川崎市中原区:31人(4月15日現在)【人口に占める感染者の割合:8,479人に1人】
(人口:262,846人)(沿線駅:元住吉、武蔵小杉、新丸子) - 川崎市幸区:16人(4月15日現在)【人口に占める感染者の割合:10,686人に1人】
(人口:170,969人)(沿線駅:新川崎、沿線バス停留所:江川町、越路など) - 東京都大田区:67人(4月14日現在)【人口に占める感染者の割合:11,017人に1人】
(人口:738,128万人)(沿線駅:多摩川、田園調布) - 川崎市高津区:14人(4月15日現在)【人口に占める感染者の割合:16,695人に1人】
(人口:233,723人)(沿線バス停留所:蟹ヶ谷、子母口など)
<横浜市内の参考データ>
(※)横浜市が初めて行政区別の数字を公表したのが先週4月10日(公式サイト掲載は4月13日)。これ以後、4月15日まで数値は更新されていません。4月11日~14日の間に横浜市内全体で感染者が61人増えており、この分が行政区別の数に反映されていないため参考データとしました
- 鶴見区:13人(4月10日現在)【人口に占める感染者の割合:22,582人に1人】
(人口:293,560人) - 港北区:11人(4月10日現在)【人口に占める感染者の割合:32,250人に1人】
(人口:354,746人) - 都筑区:4人(4月10日現在)【人口に占める感染者の割合:53,275人に1人】
(人口:213,098人)
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