新型コロナ感染数、4/10(金)時点で港北区は11人、行政区別に3日遅れで公開

横浜日吉新聞

横浜市はきょう(2020年)4月13日(月)の13時過ぎに、4月10日(金)付け公表分の新型コロナウイルス感染患者の発生を知らせる「記者発表資料」を3日遅れで市公式サイト上に公開し、そのなかで、行政区別の感染患者の発生数を初めて公表しました。4月10日時点で港北区の感染患者数は11人としています。【2020年4月13日14:29記事公開、最新の4月24日の公表分こちらの記事をご覧ください

【お知らせ】本記事が公表日から3日遅れていることについて

横浜市は、行政区別の感染患者数を「市内における新型コロナウイルス感染症患者の確認について」(※市内103例目~120例目の患者発生情報)と題した「記者発表資料」(全9ページ)の末尾にて、4月10日(金)付けで公表したとしています。一方、市の公式サイトに掲載したのは3日後となるきょう4月13日(月)13時過ぎでした。

市民の身近な場所で新型コロナウイルス感染患者が相次ぎ発生しているという重要な情報であるにも関わらず、横浜市では公式サイト上において、公表日から最大で3日後に掲載しているのが現状です。

神奈川県内に出された「緊急事態宣言」により、横浜市民は外出の自粛が強く求められています。東京都内で感染者が爆発的に増え、多くのメディアが東京中心の情報を発信するなか、横浜市民が外出しなくても情報が入手できるよう、公式サイト上で市が正確な情報を速やかに発信することの重要性はより高まっています。

横浜市内でも感染者が日ごとに増加傾向が見られるなど、1日ごとに状況が大きく変化する非常時において、3日間遅れで市民へ向けた情報を発信しているという横浜市の態勢は、大きな課題だと考えます。

林文子市長による4月7日付けの市民向けメッセージでは、「市民の皆様に迅速に正確な情報が提供できるよう『広報報道チーム』を設置します」と表明しました。

この先、市民の誰もが閲覧できる形で、速やかに情報を発信する姿勢に横浜市が変わることを期待し、引き続き注視してまいります。

横浜日吉新聞・新横浜新聞~しんよこ新聞

横浜市における「新型コロナウイルス」の感染患者数(4月10日時点)(表は徒然呟人さん提供)

市が4月10日時点で集計したところによると、行政区別で感染患者数がもっとも多かったのは泉区(人口15.1万人=4月1日時点、以下同様)で14人。続いて東京都に近い市北部の鶴見区(29.3万人)が13人、港北区(35.4万人)も11人となっており、市南部の戸塚区(28.0万人)と金沢区(19.7万人)でも10人ずつの患者が発生。

泉区は区の人口から感染者数を割った「人口に占める感染者数」で見ても「1万849人に1人」の割合となっており、2番に高かった金沢区の「1万9760人に1人」に差を付ける結果となりました。

港北区(手前)から見た中区の「みなとみらい」は霞んで見える

一方、市庁舎を置く中心部の中区は2人(15.0万人)にとどまっています。西区(10.4万人)の感染患者数は5人でしたが、人口に占める感染者数では「2万883人に1人」となり、18区で3番目に高い割合です。

なお、栄区(11.9万人)では今のところ感染患者は発生していません。

これまでに横浜市は4月3日に市内のグループホームにおいて、介護職員1人が感染したことを公表し、その濃厚接触者であった70歳代から90歳代の9人が集団感染していたことを4月10日までに公表しています。

港北区内には東海道新幹線の「新横浜駅」もあり、横浜市や神奈川県内への陸の出入口となっている(写真は菊名~大倉山付近を走る新幹線)

また、港北区内では、これまでに区内のスポーツクラブ利用者や病院勤務者、ホテル利用者、企業2社、コンビニエンスストアの勤務者にそれぞれ感染患者が発生したことを4月12日までに事業者が個別に公表済みです。

市が公表した4月10日時点での行政区別の感染患者数は次の通り。

▼ 横浜市行政区別の感染患者数(4月10日時点)

(※)区の人口は2020年4月1日時点

  • 泉区:14人(人口:15.1万人)
  • 鶴見区:13人(人口:29.3万人)
  • 港北区:11人(人口:35.4万人)
  • 戸塚区:10人(人口:28.0万人)
  • 金沢区:10人(人口:19.7万人)
  • 青葉区:9人(人口:31.0万人)
  • 神奈川区:7人(人口:24.5万人)
  • 保土ヶ谷区:7人(人口:20.5万人)
  • 港南区:5人(人口:21.3万人)
  • 南区:5人(人口:19.5万人)
  • 磯子区:5人(人口:16.6万人)
  • 西区:5人(人口:10.4万人)
  • 旭区:4人(人口:24.5万人)
  • 都筑区:4人(人口:21.3万人)
  • 瀬谷区:4人(人口:12.1万人)
  • 緑区:2人(人口:18.2万人)
  • 中区:2人(人口:15.0万人)
  • 栄区:0人(人口:11.9万人)
  • 市外:3人

)本記事は多くの読者の皆様から情報をいただきました。また、徒然呟人様(@DoodlingTweeter)からは迅速な分析データもいただきました。いずれも記事掲載に大きく役立ちました。ありがとうございます。

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【参考リンク】

市内における新型コロナウイルス感染症患者の確認についてPDF、103例目~120例目、全9ページの末尾に行政区別の感染患者数を掲載、2020年4月13日13時過ぎに公式サイトで公表)

横浜市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況(横浜市健康福祉局、4月10日時点で市内全体の感染患者数は累計120人となった)

横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市、4月11日に公開したグラフで伝えるデータのページ)


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