イケア港北が日吉の市営住宅へLED電球を贈呈、環境に優しい社会へ尽力

横浜日吉新聞
イケア港北のミカエル ファルク副店長(左)から、さかえ住宅自治会の古川卓二会長(右)にイケア製のLED電球130個が贈呈された

イケア港北のミカエル ファルク副店長(左)から、さかえ住宅自治会の古川卓二会長(右)にイケア製のLED電球130個が贈呈された

「省エネ・安心・快適な暮らし」の実現に向けLED電球を市営住宅に贈呈――日吉6丁目の日吉自動車学校近く、矢上川沿いにある港北区では世帯数が最も多い市営住宅・さかえ住宅に、北欧スウェーデン発祥の家具量販店・IKEA(イケア)港北(都筑区折本町)から“省エネ”“長寿命”が特長の「LED電球」が送られることになり、一昨日(2017年6月)27日の午後、贈呈式と電球交換作業が行われました。

これは、横浜市とイケア港北を運営するイケア・ジャパン株式会社(千葉県船橋市)が、「環境と調和した持続可能な社会をめざしていくこと」を目的とした連携協定を2015年9月に締結、両者が連携して省エネルギー対策を推進していることから実現したものです。

LED電球を手に記念撮影。さかえ住宅の皆さん、イケア港北の皆さん、後列に横浜市温暖化対策統括本部の黒水副本部長(左から2番目)、横山区長(同3番目)(写真:港北区役所提供)

LED電球を手に記念撮影。さかえ住宅の皆さん、イケア港北の皆さん、後列に横浜市温暖化対策統括本部の黒水副本部長(左から2番目)、横山区長(同3番目)(写真:港北区役所提供)

イケア港北によるLED電球提供の申し出は、一昨年(2015年)の勝田(かちだ)団地(都筑区)昨年(2016年)の上飯田団地(泉区)に続き横浜市内では3カ所目、港北区内では初めての試み。誰もが取り組める温暖化対策のひとつとして、省エネ効率の高いLED照明への交換を推進する横浜市の「横浜あかりプロジェクト」の一環として実施しているといいます。

贈呈式にはイケア港北のミカエル ファルク副店長をはじめとした同店スタッフ、横山日出夫港北区長、横浜市温暖化対策統括本部の黒水(くろみず)公博副本部長、今回LED電球の贈呈を受けたさかえ住宅自治会の古川卓二会長ら同自治会メンバーなど約30人が参加しました。

さかえ住宅自治会の古川会長からミカエル副店長に「まさかこんなご縁があるとは」とイケアのカタログをプレゼント。1983年に駐在先のノルウェーの首都・オスロで建築家と一緒に訪問した時の記念として大切に保管していたという

さかえ住宅自治会の古川会長からミカエル副店長に「まさかこんなご縁があるとは」とイケアのカタログをプレゼント。1983年に駐在先のノルウェーの首都・オスロで建築家と一緒に訪問した時の記念として大切に保管していたという

人と地球環境に配慮すること」として「持続可能(サステナビリティ=Sustainability)な未来」に挑戦し取り組んでいるというイケア・ジャパンらしく、提供された電球も自社ブランドとして製造されたLED電球。65世帯に計130個寄贈され、式典の後にはイケア副店長・スタッフや市職員らによる代表世帯(5世帯)での電球交換作業も行われました。

当日は同じくイケア製でスウェーデン産の「リンゴンベリー(こけもも)」「エルダーフラワー」の2種類のドリンクがイケア港北のスタッフより配布され、ミカエル副店長らによるスウェーデンの文化の紹介も。「環境大国」らしく、自然豊かな生活環境に隣接して森や自然があることや「北海道より緯度が高い」地域ならではの白夜の夏大学も無料で通える」福祉大国ゆえの税金の高さなど、スウェーデン出身者らしい目線での親しみやすい日本語でのトークに、多く参加者からは驚きと笑顔があふれていました。

ミカエル副店長によるスウェーデンの紹介コーナーも。イケア製のスウェーデン産「リンゴンベリー(こけもも)」「エルダーフラワー」の2種類のドリンクも差し入れされた

ミカエル副店長によるスウェーデンの紹介コーナーも。イケア製のスウェーデン産「リンゴンベリー(こけもも)」「エルダーフラワー」の2種類のドリンクも差し入れされた

さかえ住宅自治会の古川会長は、「自治会では、約170世帯の見守り活動なども日頃から一生懸命やっていますが、今回は(この住宅の)高齢化率が高いことも考慮いただき、電球交換までしていただけて本当にありがたく思っています」と感謝の想いを語ります。

横山区長は「より快適な毎日をより多くの方々へ」というイケア・ジャパンのビジョンや、自社で風力発電や太陽光発電を生産するなど世界的企業としての社会的責任を果たそうとする同社の取り組みを紹介。「より快適に毎日を過ごすことができるLED電球は“善意の灯り”」と、イケア・ジャパンや地域住民とより協力しあい、地球環境にとってより良い社会を実現するために、助け合い、支えあいながら活動していきたいとこれからの決意を語ります。

ミカエル副店長やイケア港北のスタッフ、横浜市職員らが代表の5世帯の電球をLEDに交換した。住民の中には、電球交換が難しいという高齢者も少なくないという(写真:港北区役所提供)

ミカエル副店長やイケア港北のスタッフ、横浜市職員らが代表の5世帯の電球をLEDに交換した。住民の中には、電球交換が難しいという高齢者も少なくないという(写真:港北区役所提供)

日吉エリアの中でも中心市街地からは離れた場所にある「港北区では一番大きい」市営住宅での高齢者の見守りや、ますます進む独居世帯への「声掛け」活動など、日々の生活にも不自由する人々をどうやって地域のコミュニティーが支えていくのか。

世界的な規模で「地球環境」のみならず、「省エネ・安心・快適な暮らしの実現」(横浜市の発表資料による)に向け、企業と行政がタッグを組んで「一人ひとり」の生活に何らかの投げかけを行っていくこと。

港北区では初挑戦となるこのイケア・ジャパンとの連携協定には、その「実現」を目指しまずは活動をしてみること、それこそに“最初の一歩”としての最大の意義があるのかもしれません。

【関連記事】

2017年春の市営住宅募集、港北区内はわずか6戸、「さかえ住宅」で3戸(2017年4月3日)

買物だけじゃない「イケア港北」、レストランの驚きメニューとカレーの安さ(2017年6月12日、新横浜新聞)

【参考リンク】

省エネ・安心・快適な暮らしの実現に向けさかえ住宅にお住まいの高齢者世帯にIKEA港北がLED電球を提供します!(横浜市記者発表資料、詳細はリンク先PDFファイル

環境と調和した社会をめざして横浜市とイケア・ジャパン株式会社が連携協定を締結(横浜市記者発表資料、PDFファイル

横浜市とのサステナビリティに関する連携協定の締結について(IKEAグループ・ニュースルーム)

イケアはさらに持続可能な未来に向けて取り組んでいます(IKEA~環境と社会)

さかえ住宅(耐震補強)(横浜市建築局)


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