綱島街道沿いの中原区木月4丁目にある創業110年超という海苔の卸問屋「高喜商店」の本社を14階建てのマンション兼店舗とする計画が明らかになりました。現地の計画看板(標識)によると、今年(2017年)10月17日に着工し、2019年3月末に完成させる予定です。
計画は約885平方メートルの敷地に高さ42メートルの14階建て店舗兼共同住宅を建てるもので、延床面積は約3008メートルとなっています。住宅の戸数は41戸。
同社の公式サイトによると、1901(明治34)年に川崎市川崎区で創業した高喜商店は、第二次世界大戦の空襲によって焼け出されたことで、現在地へ移ってきたといい。神奈川県産の海苔の買い付け高は現在もトップだとのこと。
昨年(2016年)9月にテレビ東京の情報番組「出没!アド街ック天国」の元住吉特集では、同社が販売する贈答用の海苔について、「口溶けの良さも秀逸なモトスミが誇る名品」として5位にランクインしています。
現在の本社は木月4丁目交差点近くの綱島街道沿いにあり、3階建ての本社社屋1階には直売店を置いています。新たなマンション兼本社を建てる間は、隣接敷地に仮設店舗を設ける予定。新建物完成後は低層階に本社と直売店が入る模様です。
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