日吉神社近くの急斜面を造成しアパート3棟、駅からの利便性と眺望は人気か | 横浜日吉新聞

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3棟のアパート建設が進む日吉神社近くの斜面、右下の1棟(白い建物)は完成間近

3棟のアパート建設が進む日吉神社近くの斜面、右下の1棟(白い建物)は完成間近

日吉神社至近の車道沿いの急斜面で、昨年(2015年)秋ごろから造成工事が行われていましたが、ここに3棟のアパートが建てられることがわかりました。

このうち1棟は矢上川沿いの平地に近い部分で既に完成が近づいています。ただ、同物件は矢上川沿いからは出入りができず、日吉神社の車道側から階段でアプローチする形のようです。

残る2棟については斜面を削った後の高い位置に建てる様子で、今年中には完成するとみられます。この2棟は日吉神社に近い高さにある高台での建設となるため、部屋からは武蔵小杉のタワーマンション群まで見通せる眺望が得られそうです。また、坂道の往来が必要ではあるものの、日吉駅から徒歩10分超の距離で、慶應義塾大学の矢上キャンパスにも徒歩5分程度の立地となるため、学生を中心に人気を集めそうです。

2棟の工事現場からは武蔵小杉の周辺まで一望できる

2棟の工事現場からは武蔵小杉の周辺まで一望できる

現場斜面の下にあたる矢上川沿いには7~8件のアパートや一戸建てが立ち並んでいますが、矢上川の日吉側にありながらも建物の大半が川崎市中原区木月4丁目であるという“飛び地”的な場所となっています。この後方に迫っているのが、今回造成中の斜面です。

工事前は日吉神社や矢上キャンパスの森とともに、草木が生い茂り、周辺は神奈川県から土砂災害警戒区域等区域として指定されていましたが、現在は法(のり)面がコンクリートで固められています

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