綱島街道(県道2号東京丸子横浜線)と東急東横線に挟まれた箕輪町1丁目にある飲食店テナントが間もなく取り壊されそうです。建物2階にはスナック「KAKO(カーコ)」だけが残っていましたが、2015年9月2日現在はシートで覆われた状態となり、間もなく解体作業に入る見通しです。
場所は日吉台学生ハイツ(東京・スチューデントハウス日吉台)の綱島街道を挟んだ目の前あたりにある細長い建物で、最近まで1階には居酒屋「とりどり(鳥彩)」や設計事務所(エー・エム・エーデザイン建築設計事務所)などが入居していました。
ただ、東急と相鉄線の相互乗り入れにともなう工事により、建物からの立ち退き要請が出ていたようで、今年初めまでに居酒屋は閉店し、設計事務所は昨年10月に駅近くへ転居していました。
もともとこの場所は、日吉台学生ハイツと同じく「箕輪池」と呼ばれていた池の一部を埋め立てた土地とみられ、池の上に綱島街道が開通したことで、東横線の線路との間に挟まれる形となってしまい、結果として狭あいな敷地となっていたようです。
今後、綱島街道沿いでは、4車線への拡幅や相鉄乗り入れの鉄道線新設工事の影響もあり、立ち退いたり、場所を移したりする建物が増えてきそうです。既に一部の建物は立ち退きに合意したといわれていますので、道路沿いの風景が少しずつ変化していくかもしれません。
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【参考リンク】※いずれも閉店
・パブスナックかーこ(KAKO)(日吉の飲食店組合による紹介※ページ下部に「地元の方が、ぶらっと寄るスナック。気取らずにフランクに楽しめる雰囲気のお店」とある)
・居酒屋「とりどり(鳥彩)」(「食べログ」による紹介、5件の口コミ)