「高田小学校入口」バス停近くの交差点で高田東の不動産事業者による6戸の一戸建てとセブン・イレブン・ジャパンによる開発計画が告知されています。一戸建てが建てられる高田西3丁目のエリアは先月(2018年3月)15日に、市街化を抑制すべき「市街化調整区域」から開発を促進する「市街化区域」に編入されたばかりでした。
この場所は、下田町側から来ると、高田駅方面(直進)と、高田第四公園や高田東小学校方面(左折)、高田町(右折)へ向かう道路が分岐する十字路。高田町や高田西3丁目、高田東3丁目に接し、下田町5丁目も至近で、4つの町が近接する位置となっています。日吉駅と高田町を結ぶ路線のバス停「南原」も近くにあります。
住宅が建てられる約499平方メートルの敷地には、最近まで大型の一戸建て住宅が建っていましたが、現在は更地化。現地には高田東の不動産事業者による「新築分譲6棟現場予定地」と書かれた看板も掲出されており、計画では60平方メートルから86平方メートルの3階建て住宅を建設する計画としています。
一方、同地と道路を挟んで向かいにあたる高田東3丁目側の駐車場(約765平方メートル、現「タイムズ横浜高田東3丁目」)では、セブン・イレブン・ジャパンが開発事業者となり「店舗」を設ける計画としており、敷地の半分以上は駐車場となる見通しです。
住宅が建つ高田西3丁目側は、限りなく高田町に近いエリアで、古くからの大型邸宅や農地が目立ちますが、今回一部が市街化区域に編入されたように、今後は宅地が促される可能性もありそうです。
一方、向かいの高田東3丁目側は、一戸建てだけでなく、アパートやマンションも目立つエリア。比較的近くにスーパー「三徳」はあるものの、急な坂の上り下りが必要で、“坂の上”の周辺にはコンビニが見当たらないため、セブン・イレブンが一定の需要があると判断したとみられます。
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【参考リンク】
・一戸建て6戸とセブンイレブンによる「開発計画」が掲げられている高田小学校入口バス停近くの交差点(グーグルマップ)