特殊詐欺やロマンス詐欺が激増、署長として3カ所目の勤務となるベテランらしい舵取りで、少しでも区内の治安情勢が改善することが望まれます。
神奈川県警港北警察署(港北署、大豆戸町)に、先月(2026年)3月19日に、第45代署長として、橋谷田(はしやだ)裕樹さんが着任。
先月3月28日に開催された「綱島公園桜まつり」であいさつを行い、昨年(2025年)の「特殊詐欺」の被害が111件(前年比プラス45件)、約7億5760万円(前年比約プラス5億6790万円)と過去10年で最多になったことを報告。区内の治安情勢について“厳しい”状況にあるとの見方を示しました
橋谷田さんは、直近では県警本部の総務部理事官兼総務課長としての勤務を行ってきましたが、これまで鎌倉警察署(鎌倉市由比ガ浜)、青葉警察署(青葉区市ケ尾町)での署長経験があり、「小規模、中規模の署から、今回が初めての大規模署での署長としての勤務となります」と、港北署の“規模の大きさ”に驚いたという第一印象を語ります。
なかでも、特殊詐欺の被害額が過去10年で最悪の被害状況となったことを受け、「今年の2月末現在の被害状況も、14件(同プラス3件)、約1億4397円(同プラス約1億1872万円)となっていると、その被害の大きさを嘆きます。
特に高齢者に拠らず被害がでている「SNS型投資・ロマンス詐欺」については、既に、昨年1年間の被害額(約3億3152万円)をも上回る約3億4863万円(15件)もの被害が発生しています。
「警察官、検察官を語りお金を振り込む要求を行うほか、インターネットバンキングを開設させて、その後、送金させ、金銭をだまし取るケースも見られます」と、多く見られる犯罪手法についても橋谷田さんは説明します。
「特殊詐欺対策としまして、各関係、機関団体などと緊密に連携しながら、被害防止と検挙の両面において、各種警察活動を強力に推進したい。皆様もお気をつけていただくとともに、ご家族や近隣の方にも情報を共有していただければ」と、防犯対策における地域との連携が必要不可欠であることを強調。
「署員一丸となり、各種警察活動に全力を尽くしていきたい」との決意を表明していました。
大手メディアなどの報道によると、神奈川県警で過去数年にわたり不適正な交通違反取締りが行われていたことが発覚したことなどを受け、今回の警察での異動は過去最大規模の大掛かりなものになっているといい、また、ここ数年の港北署での署長の異動も1年単位で行われる状況が続いています。
地域の治安情勢をより安心・安全なものにしていくためにも、住民一人ひとりが警察行政にも関心を持ち、どのように犯罪を減らしていくかを考え、行動に移していく必要がありそうです。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・署長挨拶(神奈川県警察港北警察署)
・港北区長や区内の一部学校長などが代わります、2026(令和8)年度の人事異動を公表(港北区連合町内会)




